おしらせ
【トレセン馬場情報】火曜の雨の影響残り 栗東はやや時計要す
今週末はいよいよ、2012年クラシックの開幕。第一弾は桜花賞です。4日には、美浦・栗東の東西トレセンで、出走各馬の最終追い切りがスタート。UMAJIN.netでは重賞に出走予定全馬の時計、短評を掲載しています。水曜追い切り分は昨晩、更新されていますのでぜひご覧ください。また馬場状態、時計の基準などは、下記をご参照ください。 ★追い切りジャッジは「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ! [美浦] 南ウッドコースはやや速め。風が強く、直線で追い風となった右回りコースは時計が出やすかった印象です。5F67秒台、ラスト1F12秒台前半が基準タイム。桜花賞に出走するオメガハートランドは5F67秒1-1F12秒6(一杯)をマーク。追われてから、ややモタモタしましたが、前走時の状態を維持していると見て良さそうです。 ポリトラックコースは、引き続き速い状態。5F65秒台、追ってラスト1F11秒台が基準でしょう。阪神牝馬Sに出走のカトルズリップスは5F67秒2-1F12秒0(馬なり)という時計でしたが、輸送を控え手応えにお釣りを残してのもので、一連の好調キープでしょう。 坂路も相変わらず走りやすい状態。追って4F50秒後半、ラスト1F12秒台前半なら優秀でしょう。阪神牝馬Sに遠征予定のアンシェルブルーは、4F49秒9-1F12秒0(強め)をマーク。久々を使われ、型通りに良化している印象です。 先週はポリトラックでラスト1F11秒5をマーク、絶好の切れを見せたガルボが、ダービー卿CTを制覇。桜花賞は栗東滞在組が多いですが、美浦からの直前輸送の馬にも注目してください。 [栗東] 火曜の雨が影響し、だいぶ水分を含んだ栗東トレセンの馬場。相当に、力のいる馬場状態となっていました。 Cウッドコースは6F88秒台、5F71秒台、4F56秒台、ラスト1Fは13秒5くらいが基準となっています。桜花賞へ出走するジョワドヴィーヴルは6F88秒1-1F12秒8(一杯)をマーク。一杯に追われたラストは力強い伸び脚を見せ、内容は良化しています。 ポリトラックは引き続き、タイムにバラつきこそあるものの、比較的走りやすい馬場状態です。6Fで81秒台、4F51秒台、ラスト1F12秒前半なら上々でしょう。桜花賞へ出走するヴィルシーナは6F76秒8-1F11秒5(強め)の好タイムをマーク。反応が良く、身体の使い方もいいですね。 坂路は、全体時計、ラスト1F共に時計がかかっている印象。追われて4F55?56秒台、ラスト1F13秒台後半が基準といったところです。桜花賞に出走予定のジェンティルドンナは、4F53秒6-1F13秒4(一杯)をマーク。この日の馬場状態を加味すれば、力強さもあり、及第点でしょう。 また、阪神牝馬Sを予定を予定しているキョウワジャンヌ、クィーンズバーンや、桜花賞のパララサルーのように、栗東坂路の馬場状態を考慮して軽めのメニューに終始した馬もいますから、そのあたりにも注意して、週末の馬券検討にお役立てください! ★週末3重賞の追い切り評価は? 【桜花賞】【NZT】【阪神牝馬S】の追い切りチェック!! ★2歳女王の仕上がりは…? 【桜花賞・最終追い(2)】「見違えるほどいい動き」ジョワドヴィーヴル など
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