おしらせ
【皐月賞・最終追い(4)】時計のかかる馬場になれば コスモオオゾラ など
芝2000mで3戦無敗。皐月賞と同舞台のトライアル・弥生賞を9番人気という低評価で制して本番へ駒を進めるコスモオオゾラ。前走後はビッグレッドファーム鉾田に短期放牧に出され、先月29日に美浦に帰厩。牧場でも緩めず乗り込まれていたこともあり、動ける態勢は整っている。1週前に4F50秒程度の速めの時計を出していることもあり、本日(11日)の最終追い切りは坂路を単走で4F52秒1-1F12秒2(馬なり)という軽めの調整だったが、フットワークは力強く状態の良さを感じさせるものだった。調教でも跨り、実戦でも手綱をとる柴田大騎手は「もともと調教で動くタイプだが、思っていたよりも時計が出たというのは状態の良い証拠。あとは少しでも時計のかかる馬場になってほしい」と期待を込めていた。 2カ月ぶりの実戦、重馬場だったスプリングSは7着も、朝日杯FS、京成杯で連続2着と高い中山適性があるマイネルロブスト。高橋裕師は「状態が良いから期待していたが、ノメってしまって競馬にならなかった」と前走の敗因を挙げており、巻き返しに期待がかかる。力を出せなかった前走の疲れはなく、中間の調整は順調そのもの。調教駆けするタイプということもあるが、1週前には美浦・南ウッドコースで5F65秒8-1F12秒3をマークしているように状態は良い。今朝(11日)の追い切りでも鞍上のゴーサインにスッと反応し、5F67秒7-1F12秒7を馬なりでマークした。この動きに谷代助手は「先週ビシッとやっているからこれで十分。予定通り」納得の表情。レースに向けては「ある程度、前で競馬できれば」と話していた。 休み明けだった2走前の京成杯は4着も、前走の弥生賞ではきっちりと出走権を獲ってきたアーデント。休養後2戦使われたことで確実にデキは上昇しており、1週前には美浦・南ウッドコースで6F83秒1-1F13秒2(一杯)をマークしている。今朝(11日)はレースでも騎乗予定の藤田騎手が駆けつけて3頭併せ。1週前と同じく南ウッドコースで一杯に追われて5F66秒9-1F12秒0をマークし、併せた相手に2馬身差と圧倒した。これを見届けた加藤征師は「体がしっかりしてきたから強い稽古にも耐えられるようになった。ここまで予定通りにきているし、中山2000mも3戦目。良い結果が出せれば」と意欲十分のコメントを残した。 ★コスモオオゾラ快勝、アーデント3着の弥生賞 【弥生賞】得意の中山でコスモオオゾラが人気馬を一蹴! ★同舞台の重賞2着の実績もあるマイネルロブスト 【京成杯】久々もなんのその! ベストディールが連勝で重賞初制覇 ★2歳時に早々とオープン特別を勝っているアーデント 【いちょうS】アーデントが追撃を凌ぎ切る ★【皐月賞】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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