おしらせ
【皐月賞・最終追い(3)】ワールドエースに不安なし! など
昨年オルフェーヴルを3冠に導いた池江厩舎が送り出すのがワールドエース。2戦目の若駒Sこそ取りこぼすも、重賞初挑戦となった、きさらぎ賞と、前走の若葉Sを強烈な末脚で快勝し、遂に東上する。11日に行われた栗東坂路での最終追い切りでは、ジャポニズム(5歳500万下)を2馬身追いかける形でスタート。道中は楽な手応えで追走し、最後は2馬身差先着。4F53秒0のラスト1Fが12秒7(G前追う)と、稍重の馬場ということを考えれば上々の時計。騎乗した福永騎手も「先週よりもしっかりとやれたし、反応も良くなった」と、手応えは掴んだ様子で、管理する池江師も「2週続けて重い馬場での追い切りになったが、この動きなら大丈夫でしょう。2回続けて長距離輸送をするのが嫌だったのと、コーナーを4つ回る競馬を経験したかったので、若葉Sを使いましたが、課題はクリアできました。これで、自信を持って送り出せます」と、自信ありの様子。世界のエースとなるべく名付けられたディープ産駒が、中山競馬場で羽ばたく。 新馬戦を勝った直後のラジオNIKKEI杯では、グランデッツァやゴールドシップといった強豪を退けたアダムスピークだが、3戦目となる弥生賞では、勝負どころで動けなくなるなど、チグハグな競馬となり8着に惨敗。とはいえ、まだ3戦のキャリアの同馬にとって、前走の経験が本番で活きて来るはずだ。ピンナ騎手を背に行われた11日の最終追い切りでは、栗東の坂路でハスラー(4歳500万下)を5馬身突き放す圧巻の走りを披露。4F53秒3-1F12秒4(強め)の時計は、重い馬場に加え、普段は稽古駆けしない同馬からしたら、圧巻のデモンストレーションに見え、本番へ向けて体調に関しては抜かりなしといったところだろう。2週続けて追い切りに騎乗したピンナ騎手は「先週から比べると、今日は別の馬とも思えるほどパワフルな動きだった。馬がレースだと分かっているみたいだね」と、興奮気味に話してくれた。先週の桜花賞では同厩のジェンティルドンナが制しており、厩舎の勢いもある。2週連続のGI制覇の可能性は十分だ。 ★圧倒的1番人気に応える勝利! 【若葉S】大外から一蹴! ワールドエースが勝って皐月賞へ ★内を突いてメモリアルV 【ラジオNIKKEI杯2歳S】アダムスピークが2戦目で重賞制覇 石坂師400勝 ★【皐月賞】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」 ★偉大な父を超えられるか!? 【やさしい競馬】デビュー前から「世界一」を期待された馬の実力は?
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