【皐月賞・最終追い(2)】共同通信杯から直行も万全の仕上がり！ゴールドシップ　など

今年初戦となった前走の共同通信杯で、断然人気を背負ったディープブリランテを差し切り重賞初制覇を飾ったゴールドシップ。その後はトライアルには目もくれず、この一戦を目標に入念な調整が続けられてきた。11日の最終追い切りは、アンタレスSに出走予定のシルクシュナイダー（4歳オープン）をパートナーに迎え、栗東坂路で併せ馬。終いを伸ばす最終デモとなったが、期待通りの末脚で4F55秒3-1F12秒5（強め）をマーク。先輩僚馬に半馬身先着を果たした。共同通信杯から間隔はあいたが、力を出せる状態にある。デビューから1、1、2、2、1着と底を見せておらず、これまで戦ってきた相手を考えればGIの舞台でも対等に渡り合えるはずで、どんな競馬を見せてくれるのか楽しみだ。 スプリングSを強い勝ち方で制し、現3歳世代の牡馬で唯一の重賞2勝馬となったグランデッツァは、前走から騎乗しているミルコ・デムーロ騎手とのコンビで本番に挑む。11日の最終追い切りは、栗東坂路でM.デムーロ騎手が騎乗しメトロファルコン（3歳未勝利）を楽なペースで追走。徐々にピッチを上げて残り1Fでとらえると、一杯に追われる僚馬を楽な手応えのまま突き放して4F54秒2-1F12秒6（馬なり）をマークし、1馬身の先着でフィニッシュした。動き、気配ともに文句なし。目標の一戦に向け、抜かりのない仕上がりだ。M.デムーロ騎手といえばネオユニヴァース（03年）、ダイワメジャー（04年）と2度の皐月賞制覇があり、02年には伏兵のタイガーカフェを2着に導いているように、このレースとは好相性。馬の力を考えれば、ここで3度目の皐月賞制覇があっても不思議ではないだろう。 ★新コンビ結成となった内田騎手に導かれ重賞初制覇 【共同通信杯】ゴールドシップが断然人気ディープブリランテを倒し重賞初制覇 ★断然人気のディープブリランテを差し切り重賞2勝目 【スプリングS】グランデッツァが力強く伸びてV！　ブリランテは2着 ★単勝1.6倍の断然人気に応えて重賞初制覇 【札幌2歳S】グランデッツァが圧倒的人気に応えて快勝

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