UMAJIN.net

おしらせ

オルフェーヴル、調教再審査は「合格」

スムーズな走りを見せ見事「合格」となったオルフェーヴル。

3月18日の阪神大賞典で3コーナーを曲がりきれず逸走したオルフェーヴル(牡4、栗東・池江)の調教再審査が本日11日、午前7時50分ごろより栗東トレセンのEコースで行われた。 結果は「合格」。これで予定通り次走、春の天皇賞に挑むこととなる。 「ホッとしました。昨夜は阪神大賞典の3コーナーが思い浮かんでよく眠れなかったです」と、会見で安堵の表情を浮かべたのは再審査での鞍上を務めた池添騎手。「審査はメンコを付けて臨みました。馬とのコミュニケーションが深まったんでよかったと思います」と、まずはこれで一安心というところだが、主戦は気を引き締める。「折り合いの心配がなくなったわけではないですし、今後も気をつけて騎乗したい。人気を背負って負けてしまって、申し訳なかったですからね」と、天皇賞での巻き返しを誓う。 いっぽう、管理する池江調教師は「GIの1番人気より緊張した」と心境を吐露。 「中間でコースに入れてもまっすぐ走っていたし、大丈夫とは思っていたが、合格してよかった。少し大人になってくれたかな」と、落ち着きを見せた愛馬に胸をなでおろした。 完調の一歩手前で臨んだ阪神大賞典で、あの結果。「天皇賞ではピークに持っていきたい。前回で迷惑をかけたが、今度は強いオルフェーヴルを見せられると思う」と、先の大目標である凱旋門賞へ向け、気持ちを新たにした。 来週からは普段通り、坂路での調整になるとのこと。また審査後のレースは審査と同じ状況で出走しなければならない規定で、次走はメンコを付けてのレースとなる。4月29日の日曜日、世界制覇への第一歩となる天皇賞。現役最強の4冠馬が再び輝きを取り戻し、5本目の指を突き上げられるどうか、注目したいところだ。 ★オルフェーヴルは驚異の巻き返しを見せましたが… 【阪神大賞典】オルフェーヴルまさかの逸走… ギュスターヴクライが重賞初制覇
シェア

おしらせ一覧

PAGE TOP