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【今週のバースデー】牝馬3冠トレーナー・国枝師が57歳に!

14日土曜、57歳を迎える国枝師。バースデーVがあるかも?(写真は12年マーチS時に撮影)

今週(4月9日?4月15日)は6名の調教師が誕生日を迎えます。おめでとうございます! ○4月10日 ・松永幹夫調教師 10日に45歳を迎える。松永師は1986年に栗東・山本正司厩舎から騎手デビュー(同期に横山典弘騎手、熊沢重文騎手など)。イソノルーブル(1991年オークス)やファビラスラフイン(1996年秋華賞)、キョウエイマーチ(1997年桜花賞)、ヘヴンリーロマンス(05年天皇賞・秋)など、騎手時代は牝馬との相性が良く、“牝馬の松永”とも呼ばれていた。通算12416戦1400勝をマークし、06年に引退。同年、調教師免許を取得し、翌年には栗東トレーニングセンターで厩舎を開業する。初出走は07年3月4日の阪神8R(ダノンシャトル・5着)、同年3月25日の中京7R(アグネススピリッツ・延12戦目)で初勝利。なお、このときアグネススピリッツの手綱をとったのは騎手時代の同期・横山典騎手だった。その後は順調に勝ち星を上乗せし09年小倉記念(ダンスアジョイ)で重賞初制覇、同年秋の秋華賞では管理馬レッドディザイアが春の2冠馬ブエナビスタを撃破。牝馬でGI初制覇の果たすという、まさに“牝馬の松永”らしい戴冠となった。通算成績は1362戦114勝、うち重賞は3勝(4月9日現在)。 ○4月11日 ・小島太調教師 11日に65歳を迎える。1966年に高木良三厩舎から騎手デビューした小島師は早くから才能を開花させ、2年目の1967年東京障害特別(グローリターフ)で重賞初制覇を達成。その後は“サクラ”の冠名で知られる馬主さくらコーマスから高く評価され、主戦騎手に抜擢される。サクラユタカオーやサクラチヨノオー、サクラバクシンオーなど数々の名馬をGIウイナーに導く活躍を見せた。騎手時代は通算8474戦1024勝をマークし、1996年に引退。同年に調教師免許を取得し、翌年美浦トレセンに厩舎を開業した。初出走は1997年3月8日の中京12R(ペラリ・12着)、同年3月9日の中山3R(ビックアイネス・延3戦目)で初勝利をマーク。調教師としても早くから活躍馬を送り込み、00年NHKマイルC(イーグルカフェ)でGI初制覇を達成する。01年には菊花賞と有馬記念(ともにマンハッタンカフェ)を制覇、翌02年には天皇賞・春(マンハッタンカフェ)とジャパンCダート(イーグルカフェ)を制し、2年連続でGI2勝を記録。また、この年は自己最多の40勝をマークし、優秀調教師賞(関東)も受賞する活躍でトップトレーナーの仲間入りを果たしている。通算成績は4132戦379勝、うち重賞は18勝(4月9日現在)。 ○4月12日 ・鮫島一歩調教師 12日に58歳を迎える。鮫島師は1979年に栗東・増本豊厩舎所属の調教助手としてキャリアをスタートさせると、調教師免許を取得する1999年まで20年の間、同厩舎でノウハウを学ぶ。翌00年、栗東トレーニングセンターにて厩舎を開業。初出走は00年3月4日の阪神12R(アイアルカング・7着、イケツキフジ・12着)、同年5月6日の京都12R(ギャンブルローズ・延21戦目)で初勝利を記録する。初年度から2桁勝利をマークするなど早くから活躍し、開業2年目の地方交流重賞・兵庫ジュニアグランプリ(エースインザレース)で重賞初制覇。それから約1年2カ月後の日経新春杯を管理馬シルクフェイマスで制し、中央重賞で初勝利を挙げた。昨年は管理馬キングトップガンの目黒記念優勝を皮切りに、同馬で函館記念、レインボーペガサスで関屋記念を制し、自身最多となる年間3重賞制覇を達成。今年もブライトラインでファルコンSを勝利するなど、ノリに乗っている調教師のひとりだ。通算成績は3420戦321勝、うち重賞は9勝(4月9日現在)。 ○4月13日 ・武宏平調教師 13日に69歳を迎える。武師は1968年から、父である武平三調教師のもとで厩務員となる。同年、調教助手に転身し、戌亥信義厩舎所属などを経て1976年に調教師免許を取得。1978年に栗東トレーニングセンターに厩舎を開業する。初出走は1978年3月4日の阪神6R(シュウホウポート・12着)、同年8月5日の小倉11R(スイートサクラ・延19戦目)で初勝利を挙げる。開業8年目の1985年、ニュージーランドトロフィー4歳S(マルヨプラード)で重賞初制覇、同年には毎日王冠(ゴールドウェイ)も制し、この年は重賞2勝をマークする活躍を見せた。しかし、それ以降は重賞から遠ざかる日々が続いたが、04年中山大障害(メルシータカオー)で久々の重賞馬が誕生するとともに、これが嬉しい中央GI初勝利を記録。06年には管理馬ブルーショットガンが阪急杯を制し、同馬に騎乗していた松永幹夫騎手(このレースが行われた日に引退)に最後の重賞勝ちをプレゼントしている。また、09年には菊花賞(スリーロールス)を制し初クラシック制覇、翌年には中山グランドジャンプ(メルシーモンサン)で勝利しており、2年連続でGI勝利を果たした。通算成績は6309戦349勝、うち重賞は8勝(4月9日現在)。 ○4月14日 ・国枝栄調教師 14日に57歳を迎える。国枝師は1978年から美浦・山崎彰義厩舎で調教助手を務め、1989年に調教師免許を取得。翌1990年に美浦トレセンに厩舎を開業する。初出走は1990年2月4日の東京3R(シャインハード・11着)、同年3月10日の中山10R(リュウカムイ・延9戦目)で初勝利を挙げた。1998年のダービー卿CTを管理馬ブラックホークで制し重賞初勝利を記録すると、翌年には同馬でスプリンターズSを制覇しGI初勝利をマーク。これは、ブラックホークを所有する金子真人氏(現金子真人ホールディングス)にとっても、重賞・GIそれぞれ初制覇となっている。これ以降、金子真人オーナーから有力馬を多く預託されるようになった国枝師は、ピンクカメオ(07年NHKマイルC)やアパパネ(10年牝馬3冠など)など、数多くのスターホースを育て上げた。昨年はヴィクトリアマイル(アパパネ)など重賞2勝、計38勝を挙げ、優秀調教師賞(関東)4位を受賞。いまや毎年関東リーディングの上位に顔を出すなど、美浦を代表する調教師のひとりと言っても過言ではないだろう。今年はの常連となっている。通算成績は5179戦582勝、うち重賞は30勝(4月9日現在)。 ○4月15日 ・石栗龍彦調教師 15日に54歳を迎える。1981年5月から栗東・布施正厩舎の厩務員としてキャリアをスタート。秋には調教助手となり、1984年には美浦・石栗龍雄厩舎へ移籍する。1999年に調教師免許を取得すると、翌年に美浦トレーニングセンターに厩舎を開業。初出走は00年3月5日の中山9R(クリールスペシアル・7着)、初勝利を00年5月20日の東京4R(ウインキラリ・延19戦目)で挙げている。これまで重賞タイトルには手が届いていないが、昨年のアーリントンC3着や函館SS2着と、重賞好走実績のあるテイエムオオタカを手がけており、待望の重賞初制覇はもうすぐか。なお、先週末は未勝利に終わったが、2週前の日曜日、中山最終12Rでは管理馬のウッドシップが勝利。これにより、今年の勝ち星を“2”に伸ばしている。通算成績は2043戦48勝(4月9日現在)。 ※記録は中央のみ ★パララサルーは9着…。樫の舞台で逆襲なるか!? 【桜花賞】岩田騎手騎乗のジェンティルドンナが初GI勝利 ★鮫島師はこれで2年連続重賞V! 【ファルコンS】ブライトラインが大外一気の差し切り ★先週のバースデー ダービー卿CT制覇の“シュウ様”こと石橋脩騎手が28歳に
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