おしらせ
宝塚記念、有馬記念を制覇 メジロパーマーが死す
1992年の宝塚記念、有馬記念を制したメジロパーマー(牡25)が、7日にけい養先の北海道洞爺湖町のレイクヴィラファームで死んだことが分かった。死因は心臓まひのため。 同馬は父メジロイーグル、母メジロファンタジー(母父ゲイメセン)という血統で、栗東・大久保正陽厩舎から89年にデビュー。3戦目で勝ち上がると、91年札幌記念で重賞初制覇を飾っている。しかし、その後はなかなか勝てず、91年11月にいったん障害へ転向。92年から再び平地に活躍の場を求めると、宝塚記念を9番人気で、有馬記念を15番人気で逃げ切り、グランプリ連覇を達成。観衆をあっといわせた。94年の日経新春杯を最後に引退。JRA通算成績は38戦9勝(うち重賞5勝、障害2戦1勝)だった。 引退後は北海道静内のアロースタッドで種牡馬入り。種牡馬としては、02年京都ハイジャンプを制したメジロライデンを送り出している。02年に種付け生活を終えた後は生まれ故郷のメジロ牧場で余生を送り、同牧場解散後はレイクヴィラファームで過ごしていた。 ★毎週火曜更新の必見コラム! 【名馬列伝】これがトップステイヤーの走り メジロパーマー ★昨年、まさかの解散…… ライアン、ラモーヌらを輩出……“名門”メジロ牧場が解散へ
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