おしらせ
【東京スプリント(大井)】黒船賞で上位入線した中央勢の再戦ムード
18日に大井競馬場のメインレースとして行われるのは、高知1頭、南関10頭、中央各5頭の計16頭によって争われる第23回東京スプリント(交流GIII、ダ1200m)。3月20日に高知競馬場で行われた黒船賞(交流GIII、ダ1400m)で1、3、4着に入線した中央勢が顔を揃えており、再戦ムードとなりそう。この3頭は5月4日に名古屋競馬場で行われるかきつばた記念(交流GIII、ダ1400m)にも出走を予定しており、激しい争いが続いていきそうだ。では早速、東京スプリントの展望をお届けする。 黒船賞では強気に逃げて勝利をモノにした中央のセイクリムズンは、前走から1キロ減の斤量56キロで出走できる。大井では勝利こそないものの、昨秋のJBCスプリントで2着に善戦するなど適性の高さは見せており、久々に勝利を挙げた勢いに乗ることができれば、重賞連勝も可能だろう。休みなく使われてきているが、中間の調整過程を見る限り状態に不安はなさそうだ。 3カ月の休み明けで59キロを背負った黒船賞では1番人気を裏切り4着止まりだった中央のスーニも、叩き2戦目で斤量が58キロに減れば十分巻き返せそう。昨秋には東京盃、JBCスプリントを連勝しており、一昨年のこのレースも制している。大井コースでの実績はメンバー最上位と言って良く、フルに力を出し切れればアッサリ勝てる可能性まであるのではないか。 黒船賞で3着に善戦した中央のダイショウジェットは、初挑戦となる大井コースへの適性が試される。追い込み一辺倒だけに展開面も大きなカギを握ってくるが、余裕を持たせたローテーションが組まれていることもあり馬は元気一杯。9歳馬とはいえ、侮れない存在となりそうだ。 昨秋のJBCスプリント以来の復帰戦となる中央のサマーウインドはここ2戦の内容が不甲斐ないが、2走前は芝のGI、前走は7カ月ぶりの復帰戦だったことを考えれば、見限るにはまだ早いか。58キロの斤量、大外枠、5カ月半ぶりの実戦と克服課題は多いが、力を出し切れれば通用する可能性が残されているだろう。 前走の東京スプリング盃で同レース3連覇を飾った大井のフジノウェーブ、中央からの移籍後は2、1着と結果を残している船橋のスターボード、フェブラリーSでは壁に跳ね返されたものの2、3走前には重賞連勝を飾っている船橋のナイキマドリード、近走は不振も昨年のこのレースは好内容で制している中央のセレスハントなど伏兵陣も多数出走しており、馬券的にも楽しみの多い一戦となりそうだ。 ★中央のスーニが貫禄勝ち!2着には地元・大井のフジノウェーブが入線 東京スプリント(2010年)は1番人気スーニが豪快に差し切り勝ち! ★サマーチャンピオン(2010年)に続き、これで重賞2勝目 【東京スプリント】(2011年)8番人気セレスハントがインから伸びて優勝 ★強気に逃げたセイクリムズンが4つ目の重賞タイトルを獲得 【黒船賞(高知)】スーニ敗れ波乱 得意の千四でセイクリムズン快勝
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