東日本大震災被災地支援チャリティーイベントが開催

15日、中山競馬場の最終レース終了後に、パドックにて『ジョッキープロジェクト2012』の一環として、皐月賞当日の恒例行事となったジョッキーによるチャリティーイベントが行われた。 今年は「より強く、より美しく、より速く」をテーマに、イベントを誰よりも間近で楽しめる、パドック内の特別席「パドックエキサイティングシート」を用意。30名のファンに抽選でチャリティー販売が行われた。 イベントの司会は、杉本清さん、鈴木淑子さん、細江純子さんのお三方で、まずは、皐月賞に騎乗した騎手のサインが入った、ジョッキープロジェクト2012オリジナルゼッケンなどのチャリティーオークションが行われた。 オークションが終わると、イベントへ移行。杉本さん、淑子さんの代わりに、ケンタウロスに扮した後藤浩輝騎手、そして小林淳一教官(元騎手)が加わり、3人で司会進行を行なっていく。イベントの内容は、抽選でエキサイティングシートをゲットしたファン30名も交えて、柴田善臣騎手率いる「白組」と、田中勝春騎手率いる「赤組」によるジョッキー対抗戦。 最初に行われたのは「アームレスリング選手権」。プロレスのリングアナウンサーでお馴染みの田中ケロさんや、レフリーにアームレスリング界の重鎮・遠藤光男さんを招いての真剣勝負（？）が繰り広げられた。 対戦カード（左が赤組、右が白組） ?●松岡正海VS柴田大知○ ?●北村宏司VS内田博幸○ ?○N.ピンナVS金子光希● ?○三浦皇成VS藤岡康太● ?●福永祐一VS岩田康誠○ ?●田中勝春VS柴田善臣○ 第5戦に登場した岩田騎手は皐月賞の結果を反省し、“3着”というTシャツを着て登場。その自虐的なトークで場内の笑いを誘ったが、腕相撲では皐月賞2着の福永騎手を完膚なきまでに叩きのめした。結局、アームレスリング選手権は4勝2敗で白組の勝利！ 続いて行われたのが「あの美女は誰だ！」という女装コーナー。これは、事前に撮影した映像をパドックビジョンに流し、どのジョッキーか扮しているかをファンが当てるというもの。イケメン揃いのジョッキーたちだが、北村宏司騎手の女装ぶりには場内から拍手、大喝采が沸き起こっていた。 最後に、ファンも交えての二人三脚「絆リレー」が行われた。途中で白組が圧倒的なリードをとったが、徐々にその差は詰まり、結局はアンカーの勝負に持ち込まれる。白組のアンカー横山典弘騎手が、追いすがる赤組のアンカー・武豊騎手を余裕で突き放してゴールに飛び込み、白組640点、赤組120点で見事に柴田善騎手率いる「白組」が優勝した。 イベント後は各ジョッキーが、カラーボールにサインをし、遅くまで残っていたファンの待つパドックスタンドに投げ込んだ。その後も内田騎手、後藤騎手らは最後まで残り、熱心にサインをするなど、ファンとの親睦を深めていた。なお第3回中山競馬開催期間中の「ジョッキープロジェクト2012」により集まった総収益金2,574,350円は、「あしなが育英会」を通して東日本大震災遺児への支援活動に充てられる。 ★3月11日にもチャリティーが行われました 中山・阪神・中京でチャリティーゼッケン販売が行われる

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