おしらせ
【WIN5(5) 東京11R/フローラS】1勝馬が大半 樫の権利獲りへ大混戦
22日、WIN5対象レースの5鞍目として行われるのが、オークストライアル・第47回フローラS(GII、芝2000m)だ。3着馬までに、オークスへの優先出走権が与えられるこの一戦は、1勝馬が13頭もおり大混戦の様相だ。なお、発走時刻は15時45分の予定となっている。 まずは1番手に、前走・君子蘭賞での終いの切れ味が光ったミッドサマーフェアを取り上げたい。勝ち時計も毎日杯と0秒1差と優秀で、重賞のここでも期待は十分だ。前走後も反動はなく、間隔をたっぷり取り、ここまでの調整は順調。最終追いは単走で終いを伸ばす程度だったが、反応も良く、仕上がりは良好だ。まだ気難しい面は残すが、一戦ごとに確実に力をつけており、開幕週でもある程度の位置で運べれば勝機。 1戦1勝ながら、関東に遠征してくるレッドマーキュリー。初戦は、鮮やかな逃げ切り勝ちをおさめた。今回は2戦目での重賞挑戦、初の長距離輸送、初の左回りと超えるべきハードルは高いが、初戦の勝ちっぷりから通用しても驚けない。先週、栗東坂路で4F52秒8(一杯)としっかり負荷をかけ、今週は馬任せの調整だったが、栗東坂路で4F53秒2(馬なり)と態勢は整っている。ただカイ食いが細くなりがちなタイプだけに、当日の馬体重には注意を払いたい。 チャーチクワイアは再三の併せ馬を消化し、いい仕上がりを見せている。前走フラワーCは大敗を喫したが、春菜賞勝ちが示すように左回りでは走りが一変する馬。2000mという距離を意識し、この中間は馬の後ろにつけて折り合いをつける稽古を積むなど、工夫がこらされている。「ムキにならないような走りを教えてきた、良い結果が期待できる」と土谷調教助手。折り合って脚をタメることできれば、ここに入ってもヒケはとらない。 終いの破壊力なら、チェリーメドゥーサも上位。前走・アネモネSは道悪が影響し、持ち前の切れ味を殺がれてしまった印象だ。ただレースを経験するごとに折り合いがつくようになってきたのは収穫で、2000mへの距離延長も克服できそうな下地はある。フェアリーSで見せた上がり3F33秒9の末脚は本物で、府中へのコース替わりは歓迎の口だ。 馬場が渋れば、ヘレナモルフォが怖い存在。前走フラワーCは外枠が響き負けはしたが、先行勢総崩れのなか驚異的な粘り腰を発揮。掲示板を確保したように、強い競馬を見せた。中間はここを目標にきっちりと乗り込まれ、体調面は引き続きいい。切れるタイプではないが、この馬の渋太さを活かせる馬場状態、展開になれば浮上してくる。 ★WIN5対象1レース目の見解 【WIN5(1) 京都10R/橘S】タイトなローテも好調キープ トウケイヘイロー ★WIN5対象2レース目の見解 【WIN5(2) 東京10R/府中S】上位拮抗も叩き上昇のレインボーダリア中心か ★WIN5対象3レース目の見解 【WIN5(3) 福島11R/福島中央テレビ杯】逃げ2頭が強力も もつれれば差し馬台頭 ★WIN5対象4レース目の見解 【WIN5(4) 京都11R/マイラーズC】重賞ウィナー11頭が集まり大混戦模様 ★編集部員・高津の予想も必見!!> 「WIN5マニアの2億円事件」は土曜18時に更新!
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