おしらせ
【土曜東京11R/メトロポリタンS】好気配維持のスマートロビンが今度こそ
今週土曜日、2回東京開催初日のメインレースにはハンデ戦のメトロポリタンS(OP、芝2400m)が組まれている。 注目は最内枠に入ったスマートロビンだ。前走の大阪?ハンブルクCでは1番人気に支持されながらも、出負け気味のスタートが影響したか、なし崩しに脚を使わされ4着に敗退。昨年11月に準オープンクラスを卒業してからは5、3、4着と安定はしているものの、なかなか5勝目に手が届かない状況だ。今度こそ決めるか。中1週と間隔は詰まっているが、この中間は3本の時計を出すなど意欲的な調整が重ねられており、18日の最終追い切りは栗東ウッドで単走。長めからスタートするとラストにびっしり追われ6F80秒8-1F12秒8(一杯)をマークしている。終いの伸び脚はなかなかのもので、馬体の張りも上々。前走の疲れはなく、好気配を保っている。初勝利を挙げ、今年2月のダイヤモンドSでは3着に好走した相性の良い東京コースで巻き返しを誓う。 重賞で1番人気に支持されたことのあるタッチミーノットが8カ月ぶりにターフへカムバック。悲願の重賞獲りに向け、復帰初戦を白星で飾れるか。3月下旬から乗り込みを再開し、1週前追い切りでは初タッグを組む横山典騎手を背に美浦D(ダート)コースで6F81秒6-1F12秒5(G前追う)をマーク。やや動きに硬さと重さが残っており、この時点では仕上がりひと息といった印象だった。ところが、18日に同じくDコースで行われた最終追い切りでは7F99秒8-1F12秒9(馬なり)を計時。素軽い脚捌きを披露しており、先週とは馬が見違えるように良くなってきた。もともと鉄砲駆けする馬なだけに、この状態なら久々を割り引く必要はなさそうだ。勝ち負け争いに加われるだろう。 前走の日経賞では14着に敗れたヤングアットハート。戦後、手綱をとった後藤騎手は「良馬場がベストの馬ですから……」と、敗因を重馬場に求めた。土曜日の天気は降水確率20%。なんとか持ちこたえてくれるようなら、オープン勝ちの実績を持つ本馬が当然上位争いに加わってくる。18日の最終追い切りは約2年ぶりのコンビ復活となる内田騎手を背に、美浦ポリトラックでカフェラビリンス(5歳500万下)を5馬身以上追走。ラストは互いの鞍上の手が動く追い比べとなったが、余力を残し同入フィニッシュを果たしている。時計は6F79秒6-1F12秒3(G前追う)。好タイムを記録しており、動きも躍動感たっぷり。引き続き高いレベルで状態を維持している。逆襲の予感は十分。 上記3頭がすべて斤量56キロということを考えれば、叩き2戦目で54キロのトップカミングにも付け入る隙はある。18日には江田照騎手を背に美浦坂路でアーティクラフティ(4歳500万下)を2馬身ほど追走。楽に取り付くと、余力たっぷりに4F54秒6-1F12秒6(馬なり)を計時し、同入を果たしている。また、今朝の金曜追いでは単走で坂路を登坂。まったくの馬なりのまま、4F51秒1-1F11秒7と鋭く切れており、一連の動きを見る限り態勢は整っている印象だ。昨年はこのレースで1番人気に支持されたものの、叩き2走目でも調子が上がらずシンガリ14着に敗れているが、直前の動きが違う今年はそんなことにならないはず。 ★スマートロビンは1番人気に支持されるも4着 【大阪?ハンブルクC】ユニバーサルバンクがオープン特別2勝目 ★1番人気タッチミーノットはジワジワ伸びるも4着 【新潟記念】ナリタクリスタルが史上初の連覇 ★重馬場に泣いたヤングアットハートは14着 【日経賞】ネコまんまと逃げ切って、2強に強烈パンチ! ★3カ月ぶりのトップカミングは8番人気5着 【福島民報杯】ヒットザターゲットが内から鋭く抜け出し初オープン勝ち
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