おしらせ
【福島牝馬S・最終追い(2)】「鞍上込みで期待」アカンサス など
昨年の秋華賞で4着のアカンサス。前走の中山牝馬Sは8着に終わっているが「ポケットに入り、下がってきた馬のアオリを受けてしまった。能力は出していない」と、畠山吉師が語るように不完全燃焼の一戦だった。中間は短期放牧を挟み、帰厩後は好タイムを連発。18日の追い切りでも美浦坂路4F51秒9-1F12秒4(馬なり)と抜群の動きを披露した。「前走がああいうレースだったのでダメージは少なかった。予定通りの仕上がり。自分の競馬さえできれば重賞でも通用する力は十分あるので、鞍上(武豊騎手)込みで期待したい」と、畠山吉師は昇級2戦目での前進を誓っていた。 近2走が京都マイル重賞で連続3着のアスカトップレディ。福島で勝利経験があり、鉄砲巧者なだけにここでも上位食い込みの可能性は十分だ。中間、稽古の本数は十二分にこなせており追われるごとに気配はぐんぐん上昇。18日の最終追い切りでは、今回初コンビとなる川須騎手が跨って栗東坂路で4F51秒1-1F12秒6(一杯)の1番時計を叩き出した。「それほどやらなかったのに、思った以上にいい時計が出たね。賞金を加算したい」と、須貝師。 3歳1月のフェアリーS以来勝ち星から遠ざかっているコスモネモシンだが、相手なりの安定感は強調できる。馬場と展開に恵まれなかった前走中山牝馬Sでも0秒5差6着まで詰め寄っており、ここは流れひとつで勝ち負けがあっていい。18日は美浦のC(ダート)コースで軽く流された程度の追い切りになったが、5F66秒8-1F12秒1(馬なり)と上々の時計をマーク。抜群の気合い乗りで、ラストは数字以上に鋭く伸びていた。菊地助手は「前走は脚は使っているけど位置取りが悪すぎた。放牧でリフレッシュして、ここまでは順調。本追い切りは日曜日(15日)に消化し、直前はいつものようにサラッと。コーナー4つのローカルコースはベスト。あとは仕掛けるタイミング次第でいい勝負になるよ」と、期待十分だ。 ★アカンサス、コスモネモシンにとっては流れが向かないレースでした 【中山牝馬S】レディアルバローザが逃げ切って変則連覇! ★【福島牝馬S】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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