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【青葉賞】有力馬1週前追い切りレポート
28日、東京競馬場のメインレースとして行われるのが、2着までに日本ダービーへの出走権が与えられるトライアル・第19回青葉賞(GII、芝2400m)だ。出走を予定している有力馬たちの、1週前追い切りの模様をレポート! フェノーメノ 2走前の500万条件戦で後に共同通信杯で3着、毎日杯で3着するスピルバーグを2馬身突き放し勝利。弥生賞は0秒4差の6着に終わり惜しくも皐月賞進出はならなかったが、2戦2勝と相性のいい東京コースならダービー切符をもぎ取れるはずだ。中間は短期放牧で立て直し。帰厩後は4月頭より入念な乗り込みが積まれており、余念のない仕上がりぶりを見せている。19日は美浦ウッドでラッキーバニラ(5歳1000万下)を3馬身追走。徐々にペースを上げ馬体を並べると、直線では仕掛けにしっかりと反応して一杯に追われる相手に対し脚色優勢で2馬身の先着を果たした。時計は6F82秒1-5F66秒5-1F13秒3(強め)と、余力を残して6F全体の自己ベストを更新。馬体の張りも抜群で、文句のつけようがないデキだ。 ミルドリーム 1月の芝2400m戦で2勝目を挙げるとすみれS、若葉Sとオープン級で続けて3着。このメンバーに入れば、地力上位を主張できる。短期放牧からの帰厩後、14日から追い切りを再開。18日は栗東ウッドでステラロッサ(4歳1600万下)らと併せられ脚色劣勢、あっさり白旗の遅れ入線となったが、これは相手が良く走ったもの。自身も5F69秒0-1F13秒2(一杯)とまずまずのタイムで駆けている。ここでびっしりやったことで、さらに良くなってくるだろう。 アドマイヤブルー オープン特別のホープフルS勝ちがあり、続く京成杯で3着。実績は上位だ。前走毎日杯が1秒1差の6着と案外だったが久々で仕上がりは途上、道悪、出負け、内枠スタートで外に出せず……と不利な材料がずらり揃っていた。ひと叩きされ、気配をしっかり上げており、巻き返し必至の態勢。18日は橋田師自らが騎乗し、栗東坂路で併せ馬。3歳1勝馬に先行する形から、終いしっかり負荷を掛けられるとリードを保ったまま先着入線となった。4F52秒4-1F12秒5(一杯)と時計も上々。初となる東京コースがどうかだが「長い直線コースは合っている」と、陣営は前向きだ。 サトノギャラント 休み明けのスプリングSは4着で優先出走権は取りこぼしたが、抽選に通過し皐月賞へ出走。力を要する馬場はフィットしていなかった印象だが、頑張りを見せて0秒7差の6着に入っている。2勝目を挙げた東京でのベゴニア賞が鮮やかだっただけに、コース替わりによる大幅前進は可能だろう。中1週のため中間速い時計は出していないが21日、22日と美浦D(ダート)コースでのキャンターでは軽快な動きを披露できており、皐月賞を使った疲れは感じられない。いい状態を維持できていると見ていいだろう。 クランモンタナ 抽選対象になるが1勝馬ではこの馬が目立つ存在。初勝利が2月と遅かったが、その後すぐにオープン特別・すみれSに挑みベールドインパクトに0秒1差の2着と健闘した。半兄にキャプテントゥーレ(皐月賞勝ちなど)とあって、器はかなり大きそうだ。中間は短期放牧を挟み、1日から乗り込みを再開。兄と違って時計は地味だが、順調に数字を詰めてきている。18日は栗東坂路で準オープン馬との追い比べとなり、0秒4遅れとなったが時計は4F53秒2-1F13秒5(一杯)と、この馬なりには上々のものだった。あとひと追いあれば仕上がってくるだろう。 ★2番人気フェノーメノは流れに乗れず6着でした。 【弥生賞】得意の中山でコスモオオゾラが人気馬を一蹴! ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【青葉賞】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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