おしらせ
【福島牝馬S】オールザットジャズが堂々と抜け出し重賞初制覇
21日、福島競馬場で行われた第9回福島牝馬S(GIII、芝1800m)は、藤岡佑介騎手騎乗で単勝3.0倍の1番人気に支持されたオールザットジャズ(牝4、栗東・角居)が道中は好位で脚をタメて直線入口で先頭に躍り出ると、そこからさらに後続を突き放して快勝。初の重賞タイトルを獲得した。勝ち時計は1分46秒1(良)。 レースは、好スタートを切ったトゥニーポート(牝5、栗東・加用)が先手を主張し、直後にクリアンサス(牝4、栗東・松永幹)が続く。やや離れた3番手をニシノステディー(牝4、美浦・尾形)が追走し、4番手以下はそこからさらに離れる形となった。 勝負どころの3コーナーで、2番手追走のクリアンサスが脱落。逃げたトゥニーポートも頑張ったが、直線入口では好位から進出したオールザットジャズが早くも並びかけ、後続も一気にポジションアップ。ハイペースの中を強気に進出したオールザットジャズの脚色が気になるところだったが、一瞬にして2番手以下を突き放し、最後はセーフティーリードを保って先頭ゴールを果たした。 1馬身1/4差の2着は、後方待機から大外を一気に追い込んだコスモネモシン(牝5、美浦・清水英)。さらに半馬身差の3着にも後方から脚を伸ばしたアカンサス(牝4、美浦・畠山吉)が食い込み、4着にも追い込んだアスカトップレディ(牝5、栗東・須貝)が入線。勝ち馬以外の上位入線組は後方待機勢となっている。 配当は単勝300円、馬連1,100円、馬単1,920円、3連複2,540円、3連単10,850円。勝ったオールザットジャズは父タニノギムレット、母ダイヤモンドピサ(母父サンデーサイレンス)という血統。 レース後、騎乗した藤岡佑介騎手は 「自分が上手く乗れれば、絶対に勝てると思っていました。4コーナーを抜群の手応えで回って、直線では余裕があったので、お客さんの声援をよく感じることができました。これでヴィクトリアマイルにも良い形で向かえると思うので、次もぜひ応援してください」 と喜びを語っている。 ※詳しいレース結果はコチラ ★武豊騎手など6騎手が参加しました 武豊騎手らが「福島復興祈念樹」植樹式に参加 ★1年5カ月ぶりに福島競馬が開催し木幡、武士沢、渡辺騎手がファンをお出迎え 福島競馬が再開し、多くのファンが詰めかける ★福島県南相馬市出身の木幡騎手がファンにあいさつ 木幡騎手が福島競馬再開にあたりメッセージ
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