おしらせ
日本ダービー、有馬記念を制覇したダイナガリバーが死す
86年日本ダービーや有馬記念などを制し、同年に年度代表馬に選出されたダイナガリバー(牡29)が26日早朝、疝痛のため、繋養されていた北海道苫小牧市のノーザンホースパークで死亡した。 同馬は父ノーザンテースト、母ユアースポート(母父バウンティアス)という血統で、1985年に美浦・松山吉三郎厩舎からデビュー。増沢末夫元騎手とのコンビで、共同通信杯4歳S(GIII)、日本ダービー(GI)、有馬記念(GI)を制覇した。JRA通算成績は13戦5勝で、87年有馬記念(14着)を最後に引退。 引退後は、種牡馬としても桜花賞馬ファイトガリバーを輩出するなど活躍。現在は種牡馬を引退しており、ノーザンホースパークで功労馬として余生を送っていた。 社台ファーム代表の吉田照哉氏は「社台グループに初めてダービーの栄冠をもたらしてくれた馬。父の吉田善哉が涙を流して喜んでいたのを思い出します。ノーザンテーストの産駒でダービーを勝てたということも嬉しかった。本当に素晴らしい馬でした」とコメントを残している。 ★30歳で…… 1985年ダービー馬シリウスシンボリが死す ★痺れる逃げに合掌 宝塚記念、有馬記念を制覇 メジロパーマーが死す ★エルコンドルパサーと激闘 1999年凱旋門賞馬モンジュー死す
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