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【青葉賞・最終追い(1)】良血クランモンタナは態勢整う など

坂路を力強く駆け上がったクランモンタナ。管理する音無師も納得の表情を見せた

前走のすみれSではベールドインパクト(皐月賞7着)からコンマ1秒差。兄にGI馬キャプテントゥーレのいる良血馬クランモンタナが満を持して、重賞初挑戦のときを迎える。1日から速い時計を出し始め、この中間は最終追い切りを含め3本の併せ馬を行うなど意欲的な調整を消化。25日の最終リハは栗東坂路でノヴァグロリア(4歳500万下)から1馬身先行してスタートすると、先輩古馬に追い比べで一歩も引けをとらず、リードを保ったままクビ差先着フィニッシュした。タイムは4F52秒5-1F13秒1(一杯)。「先週の時点ではまだ太め残りだったが、今朝はまずまずの動き。このひと追いで変わったね」と音無師は態勢が整ったことを強調した。 アドマイヤブルーは前走の毎日杯で6着。京成杯以来の久々と重馬場が最後の最後で堪えたか。とは言え、オープン勝ちと重賞3着の実績はこのメンバーでは上位。逆襲の一戦でダービーの権利獲りに挑む。25日の最終追い切りは橋田師自ら手綱をとり、栗東坂路でサファーガ(3歳未勝利)を2馬身追走。ゴーサインに瞬時に反応し、2馬身千切って先着した。タイムは4F52秒4-1F12秒4(一杯)。「前回とはデキが違う。何とか(ダービーに)出してあげたいね」と感触を確かめたトレーナーは状態の良さに胸を張る。 休み明けの福寿草特別を除くと、2000m以上は【1.0.2.0】。中長距離での安定感が光るミルドリームにも上位台頭があっていい。25日の最終追い切りは栗東に駆けつけた後藤騎手を背に、栗東ウッドでエアソミュール(3歳オープン)、エキストラエンド(3歳オープン)と3頭併せ。脚色優勢だったとは言え、大幅先行から最後は前者に先着を許しており、さらに動きも少々重苦しい。いい頃のピリッとした気配も影を潜めている印象だ。タイムは6F88秒3-1F12秒4(馬なり)。しかし、鞍上は「前よりも芯が入ってきたね。長い距離がいいと思っていたから、ここでも楽しみ」と色気を隠さなかった。 ★クランモンタナは勝ち馬からコンマ1秒差! 【すみれS】長い審議の末 ベールドインパクトが1着に ★1月の京成杯以来となったアドマイヤブルーは6着…… 【毎日杯】後方一気でヒストリカルが重賞初制覇 ★前走でミルドリームはワールドエースの3着 【若葉S】大外から一蹴! ワールドエースが勝って皐月賞へ ★【青葉賞】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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