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【天皇賞(春)・最終追い(4)】阪神大賞典で逸走も、もう大丈夫!オルフェーヴル
昨年はクラシック三冠馬となり、古馬初挑戦となった有馬記念も制覇。年度代表馬のタイトルを獲得し、正真正銘、日本競馬の頂点に立ったオルフェーヴル。年明け初戦となった阪神大賞典は当然のように単勝1.1倍の断然人気に支持されたが、勝負どころの2周目3コーナーでまさかの逸走。急ブレーキをかけて好位から一気に後方まで下がり“万事休す”かと思われたところから巻き返し、勝ち馬と半馬身差の2着に入線してみせた。「負けて強し」の印象をファンの心に残し、この春の目標としていた大一番に挑む。 前哨戦での暴走からこの中間は平地調教再審査を課されたが、11日に栗東Eコースでの2週前追い切りも兼ねた審査で問題なく合格。その後は坂路調整に戻し、いつも通りの調整が進められている。25日の最終追い切りも栗東坂路で池添騎手が騎乗し、オープン馬のバーディバーディに楽な手応えで先着を果たした。時計も4F52秒4-1F12秒2と申し分なく、態勢は万全と言って良さそうだ。 感触を確かめた池添騎手は「馬体も仕上がっているので、先週と同じような感じでと調教師と話していましたが、その通りの良い動きでした。前走時は休み明けで気合いが入り過ぎていたけど気負いも抜けていて、ひと叩きの効果を感じます。勝利が求められるし、しっかり乗って結果を出したいですね」と語れば、管理する池江師も「しっかり仕上がったし、中間からジョッキーに跨ってもらったことでコントロールも利くようになった」と前走からの上積みを強調した。 これまでの実績から、実力がメンバー最上位なのは疑いようがない。課題は“コース通りに走れるのか”の一点に尽きるが、中間の調整過程を見ている限り何の問題もなく、再審査もしっかり合格しているだけに、もう大丈夫だろう。 ★注目の平地調教再審査は“一発合格” オルフェーヴル、調教再審査は「合格」 ★“負けて強し”の内容で半馬身差の2着に食い込む 【阪神大賞典】オルフェーヴルまさかの逸走… ギュスターヴクライが重賞初制覇 ★クラシック三冠+有馬記念制覇で堂々の受賞 2011年の年度代表馬がオルフェーヴルに決定
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