UMAJIN.net

おしらせ

【今週の重賞】[きさらぎ賞]血統・馬主とも勢いのあるダンテスヴューが重賞制覇に挑む

■2月6日、中京競馬場で第62回・きさらぎ賞(GIII、芝2000m)が行なわれる。京都競馬場が改修工事中のため、施行コースは昨年に続き今年も中京芝2000mだ。古くはタニノムーティエやヒカルイマイ、その後もスペシャルウィークやネオユニヴァースといった歴史に名を刻むダービー馬を輩出した名門重賞。しかし同じ距離2000mのホープフルSがGIに昇格した頃からメンバーレベルが低下。ここ数年の勝ち馬はクラシックとは無縁になっている。

東京スポーツ杯2歳S4着から駒を進めるのがダンテスヴュー(牡3、栗東・友道)。父キングカメハメハ、母クロウキャニオンで、きょうだい12頭がすべて中央勝ち上がりという驚異の一族だ。ひとつ上の半兄・ヨーホーレイクは先日の日経新春杯を勝って待望のタイトルを獲得。またオーナーの金子真人氏はヨーホーレイク以外にもルビーカサブランカで愛知杯優勝、リューベックで若駒S撃破と、いま勢いに乗っている。東スポ杯で同タイム5着だったレッドベルアームも次走・シンザン記念で3着に好走しているし、同馬にも期待をかけていいかもしれない。

勢いという点ではマテンロウレオ(牡3、栗東・昆)も負けてはいない。シンザン記念では横山典騎手×昆厩舎×寺田千代乃オーナーとまったく同じトリオのマテンロウオリオンが勝利。横山典騎手は先々週のAJCCも制覇して絶好調である。前走GIのホープフルSではデビュー2戦目の挑戦ながら勝ち馬からコンマ5秒差の6着に善戦。GIIIなら好勝負できる力はすでに披露済みだ。

新馬組で面白そうなのはフォースクエア(牡3、栗東・池江)。父は現在種付け料最高値をつけているエピファネイア。祖母のヒカルアマランサスは京都牝馬S勝ち馬。叔父に昨年のアーリントンCを制したホウオウアマゾン、大叔父には宝塚記念や天皇賞・春で2着に走ったカレンミロティックがいる良血の出身である。デビュー戦はタイムこそ平凡ながら2、3着馬が後に勝ち上がったようにメンバーレベルは低くなかった。使ってよくなる池江厩舎だけに2戦目の上昇に注目。

未勝利組だとストロングウィル(牡3、栗東・橋口)が狙い目か。新種牡馬として期待以上の活躍を収めているシルバーステートが父。新馬戦はルメール騎手騎乗で2着に敗退したが、先着を許したのはディープインパクト産駒の良血ラリュエルだった。続く未勝利は1馬身半差の快勝。2着馬も次走で楽勝しており、ここまでは上々のパフォーマンスを見せている。中京得意の松山騎手が手綱を取るのもポイントが高い。

そのほかにも、日英GI馬・ディアドラの全弟で若駒Sを制して駒を進めてくるリューベック(牡3、栗東・須貝)、東海S勝ち馬エアアルマスを筆頭に兄たちがみな活躍している外国産馬エアアネモイ(牡3、栗東・池添学)、GI・ホープフルSで8着だったシェルビーズアイ(牡3、栗東・武英)と同10着だったアスクワイルドモア(牡3、栗東・藤原英)、葉牡丹賞4着のショウナンマグマ(牡3・美浦・尾関)などがエントリー。頭数は少ないながら混戦模様なので、しっかり予想をして手ごろな点数で好配当を仕留めたい。

(Text:Hattori)

▽【関連リンク】
■「川崎記念」「東京新聞杯」「きさらぎ賞」も楽しめる!【競馬サロン】30日間無料! 2022スタートダッシュキャンペーン開催中!

■【先週の結果】岡井&田原氏が「シルクロードS」で3連複8280円的中! 7号氏は日曜中京12Rで2万馬券!

■【Weekly POG2021⇒2022】新ステージ開幕! 3歳戦を予想してオリジナルQUOカードをゲットしよう! 先週の結果を公開中!

■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ

おしらせ一覧

PAGE TOP