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【新潟大賞典】有力馬1週前追い切りレポート

約3年ぶりに勝利を飾ったスマートギア。勢いに乗ってもう一丁なるか!?

5月6日、新潟競馬場のメインレースとして行われるのが第34回新潟大賞典(GIII、芝2000m)だ。このレースへ出走を予定している有力馬たちの、1週前追い切りの模様をレポート! スマートギア 前走の中日新聞杯で重賞初制覇を果たしたスマートギア。ローカルGIIIのここなら当然の主役候補だろう。前走後は直線の長い新潟コースのここ1本に目標を絞ったように調整され、緩めることなくシッカリ乗り込んでいる。25日は栗東坂路を単走で登坂し、4F52秒5-1F12秒7(馬なり)をマーク。筋肉の張りはさらに良くなっており、いい頃の唸るような気合乗りも出てきている。完全に本調子を取り戻したようだ。「うまく折り合って脚をタメられれば、好勝負必至でしょう」と猿橋助手は自信満々の口ぶりだ。 トーセンラー きさらぎ賞ではのちの4冠馬オルフェーヴルを打ち破ったトーセンラー。平坦であり直線の長いコースでこそ、持ち味の瞬発力が活きる舞台であろう。この中間もシッカリ負荷を掛けられ、25日には栗東ウッドで6F84秒7-3F39秒1-1F13秒0(G前追う)をマーク。併せたアメイジングアスク(4歳500万下)を軽々と千切ってみせた。動きにより躍動感が出てきており、腰とトモ回りにも筋肉がついた印象。ここにきてようやく馬体が出来てきた。ここではもちろん注目の1頭だ。 ダノンバラード ダノンバラードは前走の中日新聞杯でスマートギアからコンマ4秒差の3着。これまで9戦して複勝圏を外したのは1度のみと、抜群の安定感ではあるが、なかなか勝ちきれない。そろそろ2つ目の重賞タイトルが欲しいところだ。25日は栗東坂路でゴールスキー(5歳オープン)を2馬身追いかけ、終いシャープに切れて1馬身の先着。タイムも4F52秒9-1F12秒4(一杯)なら十分合格点だろう。ただ、やや馬体が立派過ぎる印象。最終追い切りでどれだけ絞れてくるか、注視したいところ。 ダノンスパシーバ オープン昇級後は苦戦が続いたが、前走の福島民報杯で2着。ようやくダノンスパシーバらしい走りが見られた。前走時の状態はすこぶる良かったが、その後もすぐに乗り出せているように回復は早い。25日にはポリで単走追いを行い、6F79秒8-3F36秒8-1F11秒6(一杯)を計時。タイムは及第点であったが、脚捌きに硬さが出てきているのは少々気掛かり。前走からの上積みを感じることはできなかった。この一週間でどれだけ変われるか、が焦点だろう。 ナリタクリスタル 一昨年、そして昨年と新潟記念を連覇。ナリタクリスタルにとって外回りの新潟芝2000mは最高の舞台と言えよう。25日の1週前追い切りでは今回もレースで手綱をとる幸騎手を背に、栗東ポリでトイボックス(5歳1000万下)を5馬身追走。直線では終始馬なりのパートナーに主導権を握られたものの、最後はグイッとひと伸びしてクビ差先着を果たした。タイムは6F80秒6-3F36秒2-1F11秒5(強め)。やや動きが重く、本来の切れが感じられない。今週のひと追いでどこまで良化するかだが、本当に良くなるにはもう少し時間が掛かりそうだ。 ★リニューアル中京で重賞V 【中日新聞杯】スマートギアと松山騎手が人馬揃って重賞初制覇 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【新潟大賞典】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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