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【京都新聞杯】有力馬1週前追い切りレポート
5月5日、京都競馬場のメインレースとして行われるのが第60回京都新聞杯(GII、芝2200m)だ。このレースへ出走を予定している有力馬たちの、1週前追い切りの模様をレポート! メイショウカドマツ 皐月賞では果敢にハナを奪い、ハイペースで飛ばしながらも最後まで渋太さを見せたメイショウカドマツ。勝ち馬ゴールドシップとはコンマ8秒差であるが、2着ワールドエースとコンマ4秒差なら力は示したと言える。東上の最終便でダービーの切符を掴めるか。これまでのコース主体の調整とは違って、この中間は坂路でより鍛えられている。コース追いでスピードを強化するよりも、スタミナを強化することに主眼を置いた調整だ。25日には栗東坂路で4F52秒6-1F12秒4(馬なり)を計時。一段と筋肉が付いてドッシリとした造りになってきており、ここにきてパワーアップが窺える。また、連戦の疲れもなさそうで、軽快なフットワークが印象的だった。順調だろう。 ベールドインパクト ベールドインパクトも前走皐月賞組だ。展開、馬場状態、位置取りなどの違いはあれど、きさらぎ賞ではコンマ7秒あったワールドエースとの差が前走ではコンマ4秒差。確実に力をつけている。この中間は栗東坂路で2本ほど速い時計を出しており、29日は4F57秒7-1F13秒5(馬なり)をマーク。ラストはシャープな脚捌きを披露しており、馬体の張りも保っている。前走のダメージはないだろう。 エキストラエンド 弥生賞5着のエキストラエンドは早々と皐月賞に見切りをつけ、ダービーへ照準を合わせた調整。この中間は栗東坂路とコース追いを併用した攻め馬を消化している。先週25日にはウッドでエアソミュール(3歳オープン)から大幅先行してスタート。最後はクビ差遅れをとったものの、手応えにはまだまだ余裕が残っており、終いの脚も時計以上のスピード感だった。タイムは6F88秒7-3F41秒9-1F12秒3(強め)。馬体は厚みが増し、バネの利いたフットワークも好印象。さらに落ち着きもが出てきて、心身ともに成長が窺える。 トーセンホマレボシ トーセンホマレボシは兄にトーセンジョーダンを持つ良血馬。兄が果たせなかったクラシック制覇へ、まずはここで、ダービーへのゲートインを確実なものにしたい。池江師自ら手綱をとった1週前追い切りは栗東ウッドで行われ、リルダヴァル(5歳1600万下)を3馬身追走。最後の追い比べでは先輩僚馬にやや見劣り、2馬身ほどの先着を許してフィニッシュした。タイムは6F83秒8-3F40秒5-1F13秒7(一杯)。 遅れをとったが、弾けるような脚捌きを見せており、さらに闘志が前面に感じられた。以前とは見違えるようなデキで、良血馬がようやく本格化した印象を受ける。 ニューダイナスティ 京都コースは【2.1.0.0】と好相性のニューダイナスティ。前走条件戦を制した勢いに乗って、ダービーの出走権をゲットできるか。中1週のためこの中間は軽めの運動のみに止められているが、毛ヅヤの良さや気配は前走時のものをキープできている。依然、デキは高いレベルにありそうだ。「元気があるし、状態はさらに上向いている感じ。はじめての重賞になりますが、どこまで通用するか楽しみです」と日迫助手はニヤリ。 ★カドマツは7着、ベールドは6着 【皐月賞】ゴールドシップが3冠馬の資格を掴む! 内田博幸騎手は復帰後初GI勝利 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【京都新聞杯】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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