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【兵庫CS(園田)】オースミイチバンが“1番”人気に応えV
3日、園田競馬場で第13回兵庫CS(交流GII、ダ1870m)が行われ、1番人気だったオースミイチバン(牡3、栗東・荒川)が道中好位から直線で豪快に抜け出し優勝した。勝ち時計は2分1秒7(重)。鞍上は川島信二騎手。 これが初ダート戦だった3番人気スノードン(牡3、栗東・安田)が出遅れた以外はまずまず揃ったスタート。岩田騎手が手綱を握る4番人気エイシンキンチェム(牝3、栗東・高野)が主導権を握り、オースミイチバン、2番人気のタイセイシュバリエ(牡3、栗東・宮本)が2番手3番手で追い先行集団を形成。エイシンキンチェムは1周目のホームストレッチあたりでスローに落とし、絶妙のペースを刻んで進む。2周目の3コーナー過ぎから一気にペースアップ。エイシンキンチェム、オースミイチバン、タイセイシュバリエの3頭が4コーナーへどっと雪崩れ込み、やや窮屈になったエイシンは後退。オースミとタイセイのマッチレースになるかと思われたが、脚色圧倒であっさり抜け出したオースミイチバンが先頭でゴールインを果たしている。2馬身半差の2着がタイセイシュバリエ、そこから2馬身半差の3着に道中中団に構え、直線で脚を伸ばした5番人気のプーラヴィーダ(牡3、美浦・高橋祥)が入っている。エイシンキンチェムは4着、スノードンは1周目のホームあたりで先行集団に取り付いていったが終いの伸びを欠き5着に終わっている。 勝利騎手インタビューで川島騎手は 「(JDDに進むかどうかは)馬主さんと調教師さんと相談してからになると思います。お母さん(オースミハルカ)にも騎乗して、GIをすんでのところで逃がしている(エリザベス女王杯2着)ので、この馬でGIを獲れたらいいですね」 と、喜びのコメントを残している。 配当は単勝160円、馬連250円、馬単420円、3連複500円、3連単1,290円。勝ったオースミイチバンは父アグネスタキオン、母オースミハルカ(母父フサイチコンコルド)という血統で、未勝利戦、3歳500万下に続き3連勝。重賞は初勝利で、通算成績を7戦3勝とした。
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