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【地方競馬トピックス】「馬事公苑花の15期」が高知に集結 など

【高知で「第3回福永洋一記念」が開催 馬事公苑15期生が集結】 9年連続でリーディングを獲得するなど、天才騎手と謳われながらも落馬事故により、志半ばで騎手生命を絶たれた福永洋一さんの功績を讃える重賞競走・第3回福永洋一記念が7日、高知競馬場で開催され、コスモワッチミー(牡4、高知・田中守)が勝利。福永さん、およびその長男でJRA所属の福永祐一騎手(35、栗東・フリー)が同レースのプレゼンターを務めた。 なお、レース後にはJRA馬事公苑の騎手養成所第15期として福永さんと同期だった岡部幸雄元騎手、柴田政人調教師、伊藤正徳調教師ら7人が集い「花の15期生同窓会in高知競馬場」と銘打たれたトークショーが開催され、昔話に花を咲かせていた。また高知県の観光特使として任命された福永祐一騎手が、かつおのたたきを実演調理して振る舞うなどのファンサービスもあった。 【金沢の山中利夫騎手が最高齢勝利記録を更新】 6日、金沢競馬の第1Rで山中利夫騎手(62、金沢・井樋一)が騎乗するブライアンズメテオが勝利。これにより同騎手はNAR(地方競馬全国協会)が記録として確認できる騎手最高齢勝利を達成(62歳9カ月)した。   同騎手は大阪府の春木競馬場で1967年にデビュー。以降名古屋競馬場、紀三井寺競馬場を経て1980年からは金沢競馬場所属として活躍を続けてきた。昨年6月には従来の記録を抜き最高齢騎乗の記録を更新していたが、今回の勝利で最高齢勝利の記録をも更新となった(これまでの最高齢勝利記録は津曲照男元騎手の61歳8カ月)。今回の記録達成時点での通算成績は17098戦2812勝。重賞は紀三井寺で4勝、金沢で39勝している。 【かきつばた記念はセイクリムズンが連覇】 4日、名古屋競馬場で行われた第14回かきつばた記念(交流GIII、ダ1400m)は、単勝1.3倍の圧倒的な1番人気に支持されたセイクリムズン(牡6、栗東・服部)が直線入り口で先頭に立つと、中団から追い込んできたダイショウジョット(牡9、栗東・大根田)の追撃を2馬身差で振り切り快勝、連覇を達成した。勝ち時計は1分26秒1(良)。鞍上は岩田康誠騎手。なお2着ダイショウジェットに1馬身半差の3着が3番人気ラブミーチャン(牝5、笠松・柳江仁)で、これが地方馬最先着。 勝ったセイクリムズンは父エイシンサンディ、母スダリーフ(母父サウスアトランテイツク)という血統で、3月の黒船賞、4月の東京スプリントに続き3連勝を飾り、交流重賞は6勝目。通算成績を35戦13勝とした。 【コスモバルク記念は移籍初戦ジョーモルデューがV】 4日、門別競馬場で行われた第2回コスモバルク記念(HII、ダ1800m)は4番人気だったジョーモルデュー(牡8、北海道・田中淳)が先行勢を直線で差し切り快勝した。鞍上は服部茂史騎手、勝ち時計は1分52秒8(不良)。半馬身差の2着は1番人気のショウリダバンザイ(牝5、北海道・林和)だった。 同馬は父クロフネ、母ジョーセクレタリー(母父トニービン)という血統。JRAで43戦4勝の成績を残したのち、北海道へ移籍しこれが移籍初戦だった。 【兵庫CSはオースミイチバンが“1番”人気に応える】 3日、園田競馬場で3歳の重賞・第13回兵庫CS(交流GII、ダ1870m)が行われ、1番人気だったオースミイチバン(牡3、栗東・荒川)が道中好位から直線で豪快に抜け出し優勝した。勝ち時計は2分1秒7(重)。鞍上は川島信二騎手。2番人気のタイセイシュバリエ(牡3、栗東・宮本)が好位から粘り込み2馬身半差の2着。以下掲示板はJRA勢が独占し、地方馬最先着はトライ(牡3、兵庫・大塚信)の6着となっている。 勝ったオースミイチバンは父アグネスタキオン、母オースミハルカ(母父フサイチコンコルド)という血統で、未勝利戦、3歳500万下に続き3連勝。重賞は初勝利で、通算成績を7戦3勝とした。 【エスポワールシチーがかしわ記念3勝目】 2日、船橋競馬場で第24回かしわ記念(交流GI、ダ1600m)が行われ、3番人気だったエスポワールシチー(牡7、栗東・安達)が早めに先頭へ立つと、そのまま押し切って優勝した。勝ち時計は1分36秒5(重)、鞍上は佐藤哲三騎手。昨年の覇者フリオーソ(牡8、船橋・川島行)は軽快な逃げから2馬身半差の2着に粘りこんでおり、これが地方馬最先着となっている。 勝ったエスポワールシチーは父ゴールドアリュール、母エミネントシチー(母の父ブライアンズタイム)という血統。昨年秋のみやこS以来の重賞勝ちとなり、通算成績を30戦14勝(うち重賞9勝)とした。なお、かしわ記念は09年、10年に制覇しておりこれで3勝目、GI勝ちはこれで6勝目となった。
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