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【京王杯SC】有力馬1週前追い切りレポート

昨年はGII阪神Cを快勝したサンカルロ。GIでの好走もあり、力は抜けた存在だろう。

12日、東京競馬場のメインレースとして行われるのが安田記念の前哨戦となる第57回京王杯SC(GII、芝1400m)だ。このレースへ出走を予定している有力馬たちの、1週前追い切りの模様をレポート! サンカルロ 前走、GI高松宮記念でカレンチャンにクビ差の2着。昨秋にはGII阪神Cを制しており、地力では抜けた存在だろう。阪神Cを含め、キャリアで3勝している1400mへ替わるのも歓迎。GI後だが、疲れはなく乗り込みは入念そのものだ。2日は吉田豊騎手が跨り、美浦坂路で3頭併せ。馬なりのまま外から抜け出して、最先着を果たした。時計は4F52秒9-1F12秒1(馬なり)。4月25日にも4F51秒7-1F11秒5(馬なり)の猛時計を叩き出しており、出来は高いレベルで安定していると見ていいだろう。 オセアニアボス 前走ダービー卿CTではメンバー最速の上がり脚を繰り出し2着。オープン昇級後足踏みが続いていた時期があったが、後方に構えるレースが板についてきて成績が安定してきた。1400mはベスト条件なだけに、そろそろ重賞タイトルを手に入れてもいいだろう。2日は栗東坂路で併せ馬。必死に追いすがるオープン馬ヘニーハウンド(その週末に鞍馬S勝ち)を、終始余力たっぷりの走りで“おいでおいで”と可愛がる貫禄の内容。抜群の攻め内容で、高いレベルでの好調維持を感じさせた。 ストロングリターン 骨折明けで7カ月ぶりのレースでどこまでやれるかだが、鉄砲そのものは苦にしないタイプだ。昨年の覇者がベスト舞台で復帰即V&連覇を決めても驚けない。4月19日から速い時計を出し始めているが、緩んだ雰囲気は感じられずさっそくいい動きを連発している。3日、美浦ウッドコースに入り3歳未出走馬を1秒5追走したが、直線では力強く伸び0秒5突き放しての先着となった。ゴール後も緩めず追われる意欲的な内容で、このひと追いでさらにピリッとしてきそうな雰囲気。 サダムパテック 前走は勝負どころで仕掛けられても反応せず、不可解な大敗を喫した。ひと息入れて立て直しを図り、改めて得意の東京コースで反撃を期す。4月25日、5月2日と2週続けて栗東坂路で4F51秒台を連発しており、攻め気配は抜群。リフレッシュ放牧の効果はてきめんといったところか。 ヤマカツハクリュウ 休み明け、転厩初戦だった前走マイラーズCで4着に好走。叩いた上積みプラス、2戦2勝と好相性の東京芝1400mへ替わればこのメンバー相手でも上位進出が見込める。前走時にある程度仕上がっており、5日は栗東ウッドで流す程度の内容を消化している。時計は6F90秒6-1F13秒1(馬なり)と平凡なものだが、動きに硬さはなく馬体の締まってきた。状態は確実に上向いている。 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【京王杯SC】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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