【わらび賞】ワイルドロジャーが差し切り勝ち

6日、新潟競馬場で行われた第10R・わらび賞（3歳500万下、ダ1800m）は、単勝10.8倍の5番人気に支持されたワイルドロジャー（牡3、美浦・斉藤）が、道中は後方2番手に構えると、直線で鋭く伸びて快勝。待望の2勝目をマークした。勝ち時計は1分55秒0（重）、鞍上は丸山元気騎手。 各馬揃ったスタート。外からタガノテッペン（牡3、栗東・浅見）が積極的に押して出て行くと、イースターパレード（牡3、栗東・平田）が2番手につける。以下ドラゴンツヨシ（牡3、美浦・田島俊）、ニライジンク（牡3、栗東・池添）と続き、人気のアメリカンダイナー（牡3、美浦・相沢）は中団待機、そしてアルディエス（牡3、栗東・松永幹）はそれをマークする形でレースを進めた。 向正面では後方に位置したキングクリチャン（牡3、美浦・高市）がまくりをかけるなど、めまぐるしく隊列は変化。タガノテッペン、イースターパレード、キングクリチャンの3騎が横並びとなって、馬群は直線へと向いた。 自分のペースを守ったタガノテッペンが一気に抜け出しを図ると、イースターパレードとキングクリチャンは脚を失くし早々と失速。一時は4?5馬身のリードをとったタガノテッペンが押し切るかと思われたが、ワイルドロジャーやアルディエス、アメリカンダイナー、モネロ（牡3、美浦・小野）など後方勢が強襲。勝負はこの5頭に絞られたが、決め手に勝ったワイルドロジャーが力強く伸びて勝利をものにした。クビ差2着はアメリカンダイナー、そこからさらにハナ差の3着にはモネロが入線。タガノテッペンが4着、アルディエスが5着となっている。 配当は単勝1,080円、馬連1,290円、馬単3,570円、3連複11,220円、3連単65,110円。勝ったワイルドロジャーは父ゴールドアリュール、母ボランス（母父Montjeu）という血統で、2月の未勝利勝ち以来の2勝目となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ★ワイルドロジャーは2走前の特別戦で4着に善戦 【沈丁花賞】サンマルデュークが外から差し切って勝利

Tweet

シェア