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【かきつばた記念(名古屋)】昨年の覇者セイクリムズンが史上2頭目の連覇達成

4日、名古屋競馬場で行われた第14回かきつばた記念(交流GIII、ダ1400m)は、単勝1.3倍の圧倒的な1番人気に支持されたセイクリムズン(牡6、栗東・服部)が直線入り口で先頭に立つと、中団から追い込んできたダイショウジョット(牡9、栗東・大根田)の追撃を凌ぎ切り快勝。09年?10年のスマートファルコン以来、本競走史上2頭目となる連覇を達成した。勝ち時計は1分26秒1(良)。鞍上は岩田康誠騎手。 各馬揃ったスタート。大方の予想通りジーエスライカー(牡5、愛知・井手慎)とエーシンクールディ(牝6、笠松・伊藤強)の熾烈な主導権争いが繰り広げられるも、内枠を利してジーエスライカーが馬群を引っ張る。3番手に3番人気ラブミーチャン(牝5、笠松・柳江仁)がつけ、それをマークするようにセイクリムズンが4番手で追走。以下、セレスハント(牡7、栗東・松永幹)、テイエムカゲムシャ(牡8、船橋・渋谷博)、サマーウインド(牡7、栗東・庄野)と続き、2番人気のダイショウジェットが中団で脚をタメた。 レースが動いたのは3コーナー。外から勢いよくラブミーチャンがまくりをかけると、連れてその外からセイクリムズンも進出を開始。この2頭が馬体を並べたまま、最後の短い直線へと向いた。 内ラブミーチャン、外セイクリムズンのデッドヒートとなったが、すぐにセイクリムズンが抜け出す。ラブミーチャンは渋太く粘り込みを図るも、力の違いを見せ付けたセイクリムズンが悠々とゴール板を通過し、人気に応えた。2馬身差の2着馬争いは中団で流れに乗っていたダイショウジェットがラブミーチャンをゴール50m手前でかわし入線。ラブミーチャンはそこからさらに1馬身半差の3着に敗れている。 勝利ジョッキーインタビューで岩田騎手は 「今日はラブミーチャンだけ見てレースをしました。前回から日にちがなかったので馬にはかわいそうなことしたが、いいレースでした。この馬の力はまだまだ続くと思うので、JBCスプリントまで負けられない気持ちです。これからもセイクリムズンの走りを見に来てください」と喜びの声を残した。 配当は単勝130円、馬連360円、馬単450円、3連複520円、3連単1,640円。勝ったセイクリムズンは父エイシンサンディ、母スダリーフ(母父サウスアトランテイツク)という血統で、3月の黒船賞、4月の東京スプリントに続き3連勝を飾り、交流重賞は6勝目。通算成績を35戦13勝とした。 ★連勝街道突き進む! 【東京スプリント(大井)】人気2頭が明暗 勝ったのは好位追走セイクリムズン
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