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【ヴィクトリアM・最終追い(2)】松田博師「動きはゆとりがあっていい」 マルセリーナ復権へ

前走の阪神牝馬Sでは鋭く伸びて勝ち馬からタイム差なしの2着だったマルセリーナ。昨年の桜花賞以来となる勝ち星を目指し、得意のマイル戦で復権なるか。9日の最終追い切りは栗東ウッドでベストクルーズ(5歳1600万下)と併せ馬。直線の追い比べでは併走馬を軽く突き放すと、さらに前にいた僚馬まで飲み込む圧巻の動きを披露した。タイムは7F97秒3-3F39秒5-1F12秒5(一杯)。「最近は安定して力を出せるようになった。動きもゆとりがあっていいね」と松田博師は自信を覗かせる。急遽、今回手綱を任されることとなった田辺騎手については「癖のある馬ではないから大丈夫。田辺(騎手)はうちの馬にうまく乗ってくれている」とトレーナーは問題ないことを強調。関東の若武者に全幅の信頼を置いているようだ。 4歳馬オールザットジャズは前走の福島牝馬Sで重賞馬の仲間入り。勢いに乗って、古馬牝馬の頂点を狙う。9日の最終追い切りは栗東ウッドでグルヴェイグ(4歳1000万下)、キャトルフィーユ(3歳オープン)を追走する“角居流3頭併せ”を敢行。素軽い脚捌きで並びかけると、終始楽な手応えのままそれぞれに半馬身の先着を果たした。タイムは6F85秒9-3F38秒7-1F11秒6(馬なり)。追えばいくらでも弾けそうな気配を漂わせており、状態は文句なしの仕上がりだ。「高いレベルでデキは安定しています。GIを獲れる器だと思いますし、このチャンスをものにしたいですね」と手綱をとった藤岡佑騎手は色気ムンムン。 オールザットジャズ同様、前走で重賞勝ちを果たしたのがクィーンズバーンだ。9日の最終追い切りは栗東坂路で行われ、4F57秒0-1F12秒6(馬なり)をマーク。先週に実質の本追い切りを消化しているため時計は平凡だったが、それでも終いの脚は数字以上のスピード感だった。依然好調だ。「前走は内が伸びる馬場であったにしろ、あのメンバー相手に押し切るんだから力はつけている。今回も自分の競馬に徹するのみです」と浅見助手からは“逃げ宣言”も。 ★【ヴィクトリアM】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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