UMAJIN.net

おしらせ

【ヴィクトリアM・最終追い(1)】連覇へ向け視界良好! 3冠牝馬アパパネ

史上3頭目の3歳牝馬3冠馬アパパネが、ヴィクトリアマイル連覇で6つ目のビッグタイトルを掴むか。9日の最終追い切りは蛯名騎手を背に、美浦北C(ダート)コースで重賞馬サイレントメロディ(5歳オープン)を大きく追走。スムーズな加速でジワジワと差を縮めると、直線の攻防ではビュンと鋭伸。長めから追われるハードメニューにも関わらず、最後は3馬身のリードをとって余裕の先着を決めた。タイムは7F94秒9-3F37秒7-1F12秒1(G前追う)。4カ月ぶりだった前走とは見違えるほど気配を上げており、叩き良化タイプらしく今度は力を出せそうなデキだ。「予定したとおり、しっかり負荷を掛けられた。最後まで反応は良ったよ」と蛯名騎手。「去年はブエナビスタを破っているように、能力は疑いようがない。あとは彼女を信じて乗るだけ。最後の爆発力を引き出せるような乗り方をしたい」と主戦は連覇へ向け、静かに闘志を燃やしていた。 アプリコットフィズは昨年の富士SでのちのGI馬エイシンアポロンと差のない2着。そのときと同じ東京マイルで、悲願のGI勝利を目論む。9日の最終追い切りは美浦坂路を単走で登坂。前半から軽快なフットワークで駆けると、脚色は最後まで衰えず4F50秒8-1F12秒2(G前追う)の好タイムを叩き出した。休み明けを2度叩かれ、目標のここへ向けてデキに寸分の狂いはない。「先週に続き今週もいい動きでした。この馬にとって折り合いがスムーズにつけられる東京マイルはベストのコース。瞬発力を活かせれば好勝負も」と感触を確かめた吉永助手は手応えの深さを伝えた。 昨年の牝馬3冠は2着、3着、3着。惜しくも戴冠とはならなかったが、ホエールキャプチャの実力は誰しも認めるところだ。9日の最終追い切りは美浦坂路で行われ、この日の2本目が本追い切り。前半は緩やかに入ると、坂の中盤からシフトアップ。12秒2-11秒8と抜群の加速で状態の良さをアピールした。タイムは4F51秒1-1F11秒8(強め)。馬体は張りが増し、闘志も戻ってきた。態勢は整った印象だ。「気分良く走れていたし、終いの反応もしっかり。これで仕上がるはずです」と日高助手はデキに胸を張る。「使った上積みと、東京へのコース替わりは歓迎。今年は何としても大きいところを獲りたい」と力強いコメントを残した。 ★【ヴィクトリアM】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
シェア

おしらせ一覧

PAGE TOP