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【ヴィクトリアM】ホエールキャプチャが6度目の挑戦で待望のGI初制覇

直線坂下で悠々と抜け出すと、後続の追撃を凌いでGI初制覇を飾ったホエールキャプチャ。

13日、東京競馬場で行われた第7回ヴィクトリアM(GI、芝1600m)は、4番人気ホエールキャプチャ(牝4、美浦・田中清)が好位追走から、直線なかばで悠々と抜け出すと、最後はドナウブルー(牝4、栗東・石坂)の追撃を半馬身凌いで快勝した。勝ち時計は1分32秒4(良)、鞍上は横山典弘騎手。 レースは大方の予想通りクイーンズバーン(牝4、栗東・浅見)が逃げ、2番手にドナウブルーが位置する。3番手でホエールキャプチャが続き、アパパネ(牝5、美浦・国枝)はちょうど中団からの競馬となった。後方6番手あたりをマルセリーナ(牝4、栗東・松田博)が追走し、さらにその後ろに、2番人気オールザットジャズ(牝4、栗東・角居)が続く。 前半の800m通過は、46秒4。馬場状態を考慮すれば、ゆったりとしたペースでレースは進み、最後の直線を向いた時点で“前残り”が予想できた。逃げたクイーンズバーンは脱落し、内からホエールキャプチャ、外からドナウブルーが抜け出す。アパパネはホエールキャプチャのさらに内を狙うが、切れる脚はなかなか使えない。 さらには、馬群をこじ開けてマルセリーナ、キョウワジャンヌ(牝4、栗東・飯田明)も追い込んでくるが、前との差はなかなか詰まらない。結局残り200mでホエールキャプチャとドナウブルー、2頭の一騎打ちモードとなり、最後はドナウブルーの追撃を半馬身凌いだホエールキャプチャがGI初制覇を飾った。なお横山典弘騎手は、この勝利で18年連続重賞制覇の記録達成となった。 2着ドナウブルーから1馬身1/4離れた3着にマルセリーナ、4着がキョウワジャンヌとなり、上位は4歳馬が独占する形。その後ろの5着に1番人気アパパネが入線し、オールザットジャズは16着に敗れている。配当は単勝720円、馬連5,510円、馬単10,720円、3連複10,790円、3連単75,320円。勝ったホエールキャプチャは父クロフネ、母グローバルピース(母父サンデーサイレンス)という血統。 ※詳しいレース結果はコチラ ★久々の勝利でした 【ローズS】ホエールキャプチャが悲願のGI制覇に向けて好発進
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