おしらせ
【日本ダービー】7572頭の頂点! ディープブリランテが戴冠
27日、東京競馬場で行われた第10R・日本ダービー(GI、芝2400m)は、岩田康誠騎手騎乗の3番人気ディープブリランテ(牡3、栗東・矢作)が、5番人気フェノーメノ(牡3、美浦・戸田)の追撃をハナ差凌いで、第79代日本ダービー馬に輝いた。勝ち時計は2分23秒8(良)。 また、3着には7番人気トーセンホマレボシ(牡3、栗東・池江)が入り、同厩の1番人気ワールドエース(牡3、栗東・池江)は4着、皐月賞馬ゴールドシップ(牡3、栗東・須貝)は5着に終わった。 勝ったディープブリランテは父ディープインパクト、母ラヴアンドバブルズ(母の父Loup Sauvage)という血統で、全姉にハブルバブルがいる。鞍上の岩田騎手、管理する矢作芳人調教師ともに初のダービー制覇となった。 配当は単勝850円、馬連5,680円、馬単10,180円、3連複14,160円、3連単87,380円。 現3歳世代7572頭のナンバーワンを決める頂上決戦。大方の予想通り、ハナを奪ったのはゼロス(牡3、栗東・領家)だった。しかし予想外だったのは、その後ろ。2番手にトーセンホマレボシが付けたところで、場内がどよめく。ディープブリランテは鞍上が懸命になだめ、4番手で落ち着いた。フェノーメノは7番手、ワールドエースは11番手、その後ろ12番手にゴールドシップが位置し、向正面を流していく。 1000m通過59秒1という速い流れでゼロスが引っ張ったが、前が止まらない馬場を考えると、各陣営いい位置をとりたいところ。序盤は縦長だった馬群も、徐々にひと固まりとなり、4コーナーでは一団に。府中の長い直線で瞬発力勝負が始まった。 どの馬が抜け出してきてもおかしくない大混戦。まずは、2番手で直線を向いたトーセンホマレボシが抜け出しをはかる。しかし残り300m地点、ディープブリランテがトーセンホマレボシをかわし一気に先頭へ。さらに外からは、フェノーメノも伸びてきている。 馬群からワールドエース、ゴールドシップも脚を使ってくるが、エンジンが掛かったのが残り200mほどで時すでに遅し。結局残り100mからディープブリランテ、フェノーメノの2頭による壮絶な叩き合いとなり、最後はクビの上げ下げとなった。内と外で大きく離れていたが、内のディープブリランテがハナ差凌いで戴冠をはたしている。 ※詳しいレース結果はコチラ ★皐月賞3着からの巻き返しに成功 【皐月賞】ゴールドシップが3冠馬の資格を掴む ★2歳の11月以来久々の勝利でした 【東スポ杯2歳S】不良馬場もなんの!人気のディープブリランテが快勝
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