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【みやこS】グレープブランデーら有力馬最終追い
11月3日に京都競馬場で開催されるみやこS(GIII、ダ1800m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。
今年のフェブラリーSを制覇、JCダートを制してJRAのダートGI春秋連覇を目論むグレープブランデー(牡5)は栗東坂路で単走。一杯まで追われ4F53秒1-1F12秒4をマーク。陣営は「フェブラリーS時の動きに比べると物足りない」と辛口の評価だが、骨折明けだった前走時からの上積みは認めている。あくまで先の大一番を見据えての仕上げ、それに加えて斤量は59キロと厳しい条件が並ぶが、それでもなんとかしてしまっていい地力の持ち主であることは確かだ。
昨年このレースを制したローマンレジェンドは今回が6月の大井・帝王賞以来のレース。ここでの復帰を念頭に10月上旬から入念に乗り込まれ、1週前追いではその当週天皇賞・秋に出走する僚馬エイシンフラッシュのスパーリングパートナーを務めるなど、順調に気配を上げてきている。10月30日の最終追い切りは栗東ウッドで行われ、大きく先行した1000万下条件馬を追い詰めると逆に5馬身ほど突き放してのフィニッシュ。時計も半マイルで80秒を切る自己最高レベルのもので、万全の仕上がりぶりと言っていいだろう。昨年より2キロ増となる斤量59キロの克服がカギとなりそう。
古馬との初対戦だったが、他馬を圧倒する35秒7の末脚を繰り出してシリウスSを制し、勇躍ここに臨んでくるのがケイアイレオーネ(牡3)だ。前走時にしっかり仕上げられており、この中間はソフト調整だったが30日の最終追いは幸騎手が騎乗し栗東坂路で4F52秒7-1F13秒1(一杯)と気合いを再注入された。高いレベルで好調を維持できていると見てよさそう。
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