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【今週の重賞】[ダイヤモンドS]有力候補のレクセランス ディープ産駒初制覇なるか

■2月19日、東京競馬場で第72回・ダイヤモンドS(GIII、芝3400m)が行われる。

レクセランス(牡5、栗東・池添学)は、前走の万葉Sでタイム差なしの2着。上がりの掛かる持続力勝負でマカオンドールの末脚には屈したが、自身も上がり2位をマークして好走した。2走前のアルゼンチン共和国杯でもラストにジワっと脚を伸ばして4着に食い込んでおり、徐々に力をつけているようだ。父ディープインパクトの産駒はこのレースで【0.2.3.16】とやや苦戦傾向にあるが、レクセランスの母父シャンゼリゼは5歳12月に芝12Fの米GI・ハリウッドターフCSを制したスタミナ+晩成型。シャンゼリゼの全兄ダンシリは、こちらも尻上がりに強くなり4歳7月の芝12F“キングジョージ”を11馬身差で圧勝したハービンジャーを産駒として送り出した。前走内容から3000m級のレースに問題ないことは証明済み。牝系の血の後押しで、ディープ産駒初の制覇となるかに注目したい。

ヴェローチェオロ(牡4、栗東・須貝)は昨年暮れのグレイトフルSに勝利してオープン入り。その前の菊花賞では12番人気という評価ながら、メンバー3位の末脚から5着馬にクビ差の6着とパワフルな走りをしてみせた。ゴールドシップ産駒で持続力に富んだ脚を持ち、スタミナ豊富。例年、33秒台のような速い上がりを求められることは少なく、34秒後半から35秒台の脚が使えれば好走可能なレースなので、同馬に合いそうな馬場コンディションとなる可能性は高い。昇級初戦、初の古馬重賞でもいきなりの勝利があっても不思議はない。

トーセンカンビーナ(牡6、美浦・加藤征)は前走ステイヤーズSで勝ち馬に0秒4差の4着に善戦。これまでの重賞実績でいえば、阪神大賞典2着、天皇賞・春5着とこのメンバーなら上位に入る。その天皇賞・春以降は奮っておらず人気の盲点となりそうだが、前走では復調気配を感じさせる走りを見せており、低調なメンバーレベルなだけに軽視は禁物だろう。

ゴースト(セ6、栗東・橋口)は、前走ステイヤーズSでトーセンカンビーナに半馬身及ばずの5着。新馬戦こそマイルを使ったが、それ以降は2000m以上の距離でしか走っておらず生粋のステイヤーと言えるだろう。洋芝での活躍が目立つが、ダイヤモンドSにおけるハーツクライ産駒の成績は【4.2.2.8】。馬券になった8回のうち4回はフェイムゲームの好走によるものだが、他の4回は別馬でのものなのでレースの相性はよさそう。上位拮抗気味な今回はチャンスがありそうだ。

ほか、小柄な馬体も底力溢れるメロディーレーン(牝6、栗東・森田)、前走の3勝クラスに勝利してオープン入りを果たした末脚堅実なテーオーロイヤル(牡4、栗東・岡田)、安定した先行力があるカウディーリョ(牡6、美浦・堀)などがエントリー。なお昨年暮れの香港ヴァーズでは5着に健闘したステイフーリッシュ(牡7、栗東・矢作)も登録しているが、サウジアラビア・レッドシーターフHCへ出走を予定しており、ここは登録だけとなる見込み。スタミナ自慢が集まる長距離重賞をディープインパクト産駒が初制覇なるかが見どころとなりそうだ。

(Text:Funaki)

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