おしらせ
【今週の重賞】[京都牝馬S]夏のマイル女王ロータスランドが巻き返しを期す
2月19日、阪神競馬場で第57回・京都牝馬S(GIII、芝1400m)が開催される。
ロータスランド(牝5、栗東・辻野)は昨年のサマーマイルシリーズを制した夏のマイル女王。関屋記念ではカラテやソングラインといった実力馬を下して重賞初制覇を飾った。その後は富士S10着、マイルCS12着と大きな着順が続いているがいずれも勝ち馬から1秒も離されていない。展開ひとつで好走もありえたはずだ。今回は7戦4勝と相性のいい阪神コース替わり。得意のコースで牝馬限定戦ならば易々と負けるわけにはいかない。
ギルデッドミラー(牝5、栗東・松永幹)は昨年のこのレースで2着。NHKマイルC3着の実績が物語るようにいつ重賞を勝ってもおかしくない地力の持ち主だ。前走ターコイズSでも3着と好走しているようにまだまだその力に衰えは見られない。念願の重賞初制覇のチャンスを掴むことができるか。
オールアットワンス(牝4、美浦・中舘)は昨年のアイビスサマーダッシュの勝ち馬。今回は初めての1400m挑戦となるが、父マクフィ(英・仏で芝マイルGI2勝)、母父ディープインパクトという血統を考えるとむしろ1400mくらいが合っているような印象も受ける。折り合いがカギになりそうだが、そこさえクリアしてしまえばあっさり勝ち切るシーンがあっても。半妹プレサージュリフトは先週のクイーンCを快勝。血の勢いにも期待したい。
タンタラス(牝6、栗東・池添学)はジャパンCなどを制したブエナビスタの仔。前走の六甲アイランドSを快勝し、待望のオープン昇級を果たした。その前走で見せたパフォーマンスは優秀で、勝ちタイムの1分20秒1は翌週のGII・阪神Cのそれを0秒2上回るものだった。1400mへの適性の高さを見せつける内容であり、あの走りができれば重賞のここでも十分に通用するだろう。
スカイグルーヴ(牝5、美浦・木村)は祖母アドマイヤグルーヴ、曾祖母エアグルーヴという日本が誇る名牝系の出身。かつては京成杯2着など中距離で実績を残していたが、古馬になってからは短距離路線にシフトチェンジ。前走の白秋Sを先行策で押し切って勝利した。体質的な問題か、なかなかレースを使うことができないが、その分陣営としては一戦必勝の意気込みだろう。ここでも素質はヒケを取らない。
このほかにもGI7勝馬ジェンティルドンナのめいでリステッド競走2勝のドナウデルタ(牝6、栗東・高野)、現役屈指の芝1400m巧者プールヴィル(牝6、栗東・庄野)、阪神芝1400mで2戦2勝の重賞勝ち馬シゲルピンクルビー(牝4、栗東・渡辺)など伏兵陣も多彩な京都牝馬S。どの馬がここで勝ち名乗りを上げるのか。
(Text:Hiraishi)
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