おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】藤沢和厩舎の超良血米国産馬などがデビュー
■2月12日の東京競馬場第2R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1400m)で、外国産馬ビートエモーション(牡3、美浦・藤沢和)がデビューする。父は米GI4勝のクオリティロード、近親にBCクラシック連覇のティズナウ、米GIプリークネスS勝ちのオクスボウ、米GIハスケル招待S勝ちのペインターなどがいる超良血馬だ。藤沢和厩舎らしい豊富な乗り込みでジックリ基礎体力を養ってきたビートエモーション。1月に入ってからは同厩舎のOP馬と再三にわたる併せ馬をこなしており、脚力の確かさをうかがわせる。先週登録していた新馬戦こそ除外になったが、今週の追い切りでは古馬3勝クラスの僚馬を追いかけ併入に持ち込んでおりデキ落ちの心配は無用だろう。世界的良血馬の初戦に注目だ。鞍上はC.ルメール騎手。
【ビートエモーション】
父Quality Road
母J. Quirk
母父Unbridled’s Song
■2月12日の阪神競馬場第4R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1200m)でヨハマンゾクジャ(牝3、栗東・牧田)が初戦に挑む。全兄モズマゾクは中央2勝、伯母に2006年のアイビスSDを制したサチノスイーティー、4代母は桜花賞馬ブロケードという血統背景の持ち主だ。トレセン入厩後に出した速い時計の本数はそれほど多くないものの、最終追い切りでは3歳新馬を相手に手応え優勢で先行先着。走れる態勢は整ったとみて良さそう。応援するファンを満足させる走りを見せてほしいところだ。鞍上は北村宏騎手。
【ヨハマンゾクジャ】
父グランプリボス
母モズアリュール
母父ゴールドアリュール
■2月13日の東京競馬場第4R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1600m)には、フォーエバーシップ(牡3、美浦・矢野)がスタンバイしている。母はキーンランドC勝ちやアイビスSDでの2着があるフォーエバーマーク。ほか曾祖母レガシーオブストレングスからなる牝系には、スティンガー(阪神3歳牝馬Sなど重賞5勝)、レッドファルクス(スプリンターズS連覇)、アーバニティ(オーシャンS勝ち)、サイレントメロディ(マーチS勝ち)らの名が。稽古では反応の鈍さを若干感じさせるが、併せ馬で常に相手に食らいついており勝負根性は非凡。切れよりは渋太さ、というタイプのようだ。先週の芝コースデビュー予定が除外でスライドとなり、ダートでのデビューとなったのはいい方に出るかもしれない。鞍上は岩田康騎手。
【フォーエバーシップ】
父ルーラーシップ
母フォーエバーマーク
母父ファルブラヴ
■2月13日の阪神競馬場第4R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1800m)でエイミーバローズ(牝3、栗東・松下)が、団野騎手のエスコートでデビュー戦に向かう。父は2冠馬ドゥラメンテ。母や上のきょうだいは中央未勝利に終わっているが、伯母にPOGファンにとってお馴染みのクロウキャニオン。クロウキャニオンの仔、つまりエイミーバローズから見ていとこにはボレアス(レパードS勝ち)、カミノタサハラ(弥生賞勝ち)、ヨーホーレイク(日経新春杯勝ち)、そして先週のきさらぎ賞で2着に入った同年齢ダンテスヴューら活躍馬がズラリ揃っているだけに、大化けの可能性も考えておきたい血統背景の持ち主だ。先週は坂路4F52秒4-1F12秒2(一杯)と水準以上の時計をマーク。今週も終い重点だったとは言え、併せた馬に追走先着を果たした。いい仕上がりで走れそう。
【エイミーバローズ】
父ドゥラメンテ
母スイートエルドール
母父フレンチデピュティ
(Text:Nishimura/Hiraishi)
▽【関連リンク】
■【先週の結果】【先週の結果】◎イルーシヴパンサーで東京新聞杯ズバリなど「7号」氏は先週6戦5的中!
■【Weekly POG2021⇒2022】新ステージ開幕! 3歳戦を予想してオリジナルQUOカードをゲットしよう!
■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ