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【東スポ杯2歳S】サトノアラジンら有力馬最終追い

11月16日に東京競馬場で開催される東京スポーツ杯2歳S(GIII、芝1800m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

全姉はエリザベス女王杯2着のラキシス。新潟での新馬戦を圧勝し、器の大きさは疑いようがないサトノアラジンは栗東ウッドコースで3頭併せを敢行。元騎手の岩崎助手を背に先行の2頭を追うと、ゴール前では一杯まで追われた相手をそれぞれ2馬身ほど突き放し最先着を決めた。前走からの間隔はあるが、中間はじっくり乗り込まれており、仕上がり途上だった前回時より確実にいい状態で出られそうだ。

いちょうS勝ちのイスラボニータは美浦坂路で3馬身ほど先に行く古馬1000万下を追走。仕掛けられるとあっさり抜き去り、2馬身の先着を決めてみせた。時計は4F52秒6-1F12秒1(一杯)。中3週になるが1週前、日曜追い、そして最終追い切りと意欲的に併せ馬を消化できており、高いレベルで好調を維持できているだろう。  

前走アスター賞でパシフィックギャル(アルテミスS2着)を破り2勝目を挙げたウインマーレライは、美浦坂路で準オープン馬を追う併せ馬。終い重点で軽く伸ばされると脚色圧倒で併入、時計は4F54秒0-1F11秒9(馬なり)と切れ味鋭いところを見せた。2カ月ぶりだがさっそく力を出せるデキにあると見ていい。

走破時計こそ平凡ながら素質馬が揃った東京芝2000mの新馬戦で勝ち上がったラングレーは栗東坂路で2歳未勝利馬を5馬身ほど追い、仕掛けられると逆に4馬身の先着を果たした。4F53秒9-1F13秒1(一杯)。坂路で目立った時計を出さないタイプなりに、渋った馬場で良く動いたと言える。

ホッカイドウ競馬所属のプレイアンドリアルはデビュー2戦目の重賞・盛岡ジュニアグランプリ(芝1600m)で6馬身差の圧勝を収め、芝適性を誇示した。追い切りは11月9日門別競馬場で終い重点に追われ、古馬相手に追走先着。帰厩後の時計はこれ1本のみだが、牧場でもしっかり乗り込まれており、休み明けの不安はなさそうだ。前走で手綱を握った関本淳騎手が「怪物ですね」との感想を残したとのことで、中央の馬場がフィットすればコスモバルクの再来となる可能性まで考えておきたい。

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