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【ステイヤーズS】安定コスモロビンに11歳トウカイトリック スタミナ比べを制するのは!?
11月30日、ステイヤーズS(GII、芝3600m)が中山競馬場で行われる。その名の通り、生粋のステイヤーが覇を競う年末中山開催の名物レースだ。
3000m級のレースは今年の天皇賞・春(14着)だけのコスモロビンだが、2500m以降のレースでの安定感を見るにやはりステイヤーとしての資質は高そう。前走はアルゼンチン共和国杯では56キロを背負って4着と健闘した。大型馬だけに使われての良化も期待していいだろう。
昨年10歳の12月にしてこのレースを制したトウカイトリックは今回で7回目の参戦だ。過去6回で【1.1.1.3】、着外3のうち2回は4着だけに相性の良さは折り紙つき。アルゼンチン共和国杯を経て臨んでくるのも例年通りで、中間は馬なりで軽快な動きを見せるなどきっちりと気配を上げてきている。
2009年に天皇賞・春、2010年に日経賞、2011年にこのレースを制しているマイネルキッツも“こてこて”のステイヤーだ。一昨年は京都大賞典から、昨年はアルゼンチン共和国杯からの臨戦だったが、今回はオールカマーから放牧を挟んでのローテーション。帰厩後の動きはやや精彩を欠いており、直前でどこまで変わってくるかに注目したい。
昨年このレース3着だったデスペラードは今年明けて万葉S勝ち、阪神大賞典で2着と3000mのレースで好走を続けた。この秋初戦京都大賞典は10着だったが、前走アルゼンチン共和国杯では大外を回るコースロスがありながら0秒7差6着と復調気配にある。叩き3戦目で更に前進は可能だろう。
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