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【阪神JF】ハープスターら有力馬最終追い

12月8日に阪神競馬場で開催される阪神JF(GI、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

ハープスターは新潟2歳Sを快勝以来、ここが3カ月ぶりのぶっつけとなるが帰厩以降入念に併せ馬を消化し、態勢は順調に整いつつある。最終追い切りは栗東ウッドで先輩オープン馬ラウンドワールドを1秒ほど先に見て追走、後方からも1000万下馬に追撃される実戦さながらの併せ馬。4角過ぎから3頭の体が並んでの追い比べとなったが、一杯まで追われた僚馬2頭に対しハープスターは脚色にお釣りを残しながら最先着を果たした。馬体は若干太く見せるものの帰厩当初にあった動きの重さはなく、好仕上がりと言っていいだろう。

目下3連勝のホウライアキコは1週前に栗東ウッドで猛時計をマークしており、5日の最終追いは栗東坂路で終いだけ重点のメニュー消化となった。時計は4F54秒4-1F12秒2(一杯)。追われたラスト2Fでは12秒5-12秒2と軽快なラップを刻めており、高いレベルでの好調をキープして臨めそうだ。

アルテミスSを勝ったマーブルカテドラルは田辺騎手を背に美浦ウッドで3頭併せ。前を走る僚馬2頭を目標に進み、直線で馬体を併せると相手を待つ余裕の走りだった。手応えにはまだまだ余裕を残してそれぞれに先着、ラスト1F12秒4と出色の内容。1週前も相手を突き放す動きを見せており、絶好の状態にある。

姉にレーヴディソールらがいる良血馬レーブデトワールは500万下特別勝ちから中1週での臨戦だ。最終追い切りは栗東ウッドで2歳新馬2頭を追走する3頭併せ。レース間隔が詰まっていることもあり終始馬なりだったが、スムーズな加速を見せそれぞれに先着を果たし鞍上を務めた福永騎手も好感触を得たようだ。デキ落ちはなく、好調維持と見てよさそう。

札幌2歳Sの勝ち馬レッドリヴェールは栗東坂路で、2歳未勝利馬を追う併せ馬。あっさり抜き差って2馬身の先着を果たした。時計は4F53秒8-1F13秒3(一杯)とやや目立たないものだがタイムを要する時間帯でもあり、坂路ではそれほど驚くような時計を出さないこの馬なりには上々の動きだった。3カ月ぶりだが、自分の力を出せるデキに仕上がったか。

早めに栗東入りして調整が続けられている函館2歳Sの勝者クリスマスは、同じく斎藤厩舎から栗東入りしているオープン馬・ゴットフリート(朝日CC出走を予定)と栗東ウッドで最終リハを行い、追走先着を果たした。休み明けだった前走時からの上積みは見込める。

新潟の500万下条件・きんもくせい特別を勝ったマジックタイムは、後藤騎手が手綱を取り美浦ウッドで追い切られた。しびれる手応えのまま直線に入ると、大きく先行していた併走相手と体を並べたが脚色は圧倒的にマジックが優勢。鞍上が軽く促すとゴール前で1馬身半ほど突き放し、先着のゴールインを果たしている。中間も1000万下条件馬をアオるなど抜群の動きを見せており、ピークの状態と言っていいだろう。

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