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【金鯱賞】オーシャンブルーら有力馬最終追い

11月30日に中京競馬場で開催される金鯱賞(GII、芝2000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

昨年このレースを制し、続く有馬記念では2着に入ったオーシャンブルーは、ジャパンCを回避し同じレースに挑む僚馬トゥザグローリーと栗東ウッドでスパーリングを敢行。ルメール騎手が手綱を握ったオーシャンはトゥザの1馬身ほど後方からスタートし、追い比べでは脚色に勝り、ゴール前で半馬身抜け出してフィニッシュしている。この秋は仕上げに手間取り気配が上がってこなかったが、ここへ来てようやく本調子を取り戻してきつつあるようだ。遅れたとはいえトゥザグローリーも及第点の動きだったと言える。

昨年の宝塚記念以来となるウインバリアシオンはここでの復帰を念頭に10月下旬からみっちりと乗り込まれている。1週前、そして最終追い切りと3歳マジェスティハーツ(神戸新聞杯2着)相手にハードな併せ馬を消化しているが、いずれも先着と上々の動き。レース勘がどうかだが、体調面に関しては不安なく復帰戦を迎えられそうだ。

前走アルゼンチン共和国杯14着からの巻き返しを期すメイショウナルトは栗東ウッドで単走。直線に入る前、渋った馬場にノメるようなところがあって全体時計は平凡だが、お釣りを残しながらラスト1F12秒2と切れ味あるところをアピールした。序盤に折り合えていた点にも好感が持てるし、巻き返しへの態勢は十二分に整っている。

小倉記念でメイショウナルトのレコード駆けに2着だったラブリーデイは栗東坂路での追い切りでラスト1F12秒2(一杯)の切れを見せ、僚馬に1馬身の先着を果たした。中間の動きには重さがあったが、このひと追いで変わってきそうな雰囲気だ。

夏の中京記念勝ちがあるフラガラッハは前走後短期放牧に出され、リフレッシュ。栗東坂路での最終追い切りでは4F52秒9-1F12秒9(一杯)と上々のタイムをマークし、さっそく力を出せそうだ。2000mは初めてとなり、距離克服がまずは課題だがコース相性の良さからあっさり克服しても驚けない。

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