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【ステイヤーズS】デスペラードら有力馬最終追い

11月30日に中山競馬場で開催されるステイヤーズS(GII、芝3600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

アルゼンチン共和国杯6着からここに臨むデスペラードは栗東ポリトラックコースで単走。意識的に序盤はペースを落としたがかかることなくスムーズに折り合い、余力十分のままラスト1Fは11秒6と切れに切れた。秋に2戦使われ、絶好の状態に仕上がっている様子だ。

昨年、10歳にしてこのレースを制したトウカイトリックは栗東坂路で併せ馬。大下騎手(レースでは北村宏騎手)が手綱を握り、古馬500万に1馬身半ほどの先着を果たし、タイムは4F53秒9-1F13秒6(一杯)を計時している。時計はさすがに目立たないが、それでも素軽さはあり衰えは感じられない。休養明けからアルゼンチン共和国杯を叩いての臨戦、と予定通りに来ているのは何より。

前走アルゼンチン共和国杯で4着に入ったコスモロビンは美浦坂路で2歳新馬と併せ馬。脚色劣勢のまま半馬身遅れての入線となったが、そもそも稽古で動かないタイプであり、懸念視は不要だろう。仕掛けにはしっかり応えラストはこの馬なりに伸びている。好調を維持できていると見て良さそう。

今回がオープンへの昇級2戦目となるエックスマークは栗東ウッドで古馬500万下2頭と“角居流”の3頭併せ。前後に1頭ずつを置きスタートすると、相手2頭に脚色で圧倒したまま1頭に先着、もう1頭に同入と軽快な動きを披露した。中間も入念に攻められており、使い詰めの影響はなく、元気は一杯。

中山で8戦して5連対とコース相性のいいクリールカイザーは同じくこのレースに出走するセイカプレストを1秒近く後方から追ったが、追いつくと激しい追い比べから勝負根性を発揮して1馬身ほど先着してのゴールインと抜群の動きを見せた。この秋2戦使われ、大きく良化を果たした印象。

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