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【ラジオNIKKEI杯2歳S】ディープ弟ら将来性豊かな素質馬揃った

12月21日、2歳馬の重賞ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII、芝2000m)が阪神競馬場で行われる。ロジユニヴァース、ヴィクトワールピサ、ゴールドシップ、エピファネイアと過去数多の活躍馬を送り出してきた出世レースで、今回も将来性豊かな素質馬が揃った。来年以降の飛躍にも注目したい。

新馬戦の勝ちっぷりが見事で、続く東スポ杯2歳Sでは1番人気に推されたサトノアラジン。しかし、出負けしたうえに前残り有利の展開となり、人気を裏切る5着に終わってしまった。休み明けが響いた分もあったか。ひと叩きされて稽古での動きが見違えており、逆襲の態勢は整っている。地元関西圏なら巻き返しは必至だろう。父ディープインパクト、母は米でGII勝ち、全姉はエリザベス女王杯2着のラキシスで血統背景は申し分ない。

テレビ番組の企画でAKB48の“こじはる”こと小嶋陽菜さんが命名したのがモンドシャルナだ。母ウインドインハーヘアで、血統的にはディープインパクトの半弟となり、こちらも申し分のない血統背景。デビュー戦は重馬場をものともせず、3コーナーからひとまくりで先行勢を抜き去る、着差以上に強い競馬で血統からの期待に違わぬ器の大きさを見せ付けた。休み明けになるが、調教では先輩オープン馬にしっかり食い下がる動きを見せており、グングン気配を上げてきている。

実績で頭ひとつ抜けていると言えるのが、オープン・萩S勝ちのあるデリッツァリモーネだ。スタートが安定せずデビュー戦、2戦目と敗北をしたが、3戦目で未勝利を脱出すると、続く萩Sを勝利。騎乗したジョッキーが口をそろえて「若さがある」「フラフラする」と苦言を呈しながらもここまで崩れずに走っており、能力そのものの高さは計り知れない。ウイリアムズ騎手のエスコートがハマれば突き抜けるシーンまであって驚けない。

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