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【朝日杯FS】アトムら有力馬最終追い

12月15日に中山競馬場で開催される朝日杯FS(GI、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセン、および川崎競馬小向トレセンで行われた。

デイリー杯2歳Sで2着だったアトムは栗東ウッドで3頭併せ。最後方から進み、4コーナーでは最内に潜り込むとゴール前では余裕たっぷりの手応えで突き抜け、最先着を果たしている。帰厩からの初時計が先月28日とやや日は浅いが、中間こなした併せ馬の内容はいずれも抜群で、キッチリ仕上がって本番に臨めそうだ。

先週栗東坂路50秒台の猛時計を叩き出した牝馬ベルカントは、最終リハも栗東坂路で行い4F51秒5-1F13秒4(馬なり)をマーク。古馬500万下に対し、脚色圧倒で追走先着となった。状態としては文句なし。あとは牡牝の力差、そして枠次第ではあるが主導権を握れるかどうかだけだろう。

千両賞を逃げ切ったウインフルブルームは栗東坂路で終いだけ重点に伸ばされ4F55秒6-1F12秒7(馬なり)。ラスト2Fは12秒8-12秒7と好ラップを無理なく刻めており、中1週の疲れはそれほどなさそうだ。

ダートのオキザリス賞で大圧勝を収めたアジアエクスプレスは武士沢騎手を背に(レースはR.ムーア騎手)美浦坂路で3頭併せを行い、大外から豪快に伸びて最先着。時計は4F52秒3-1F12秒9(強め)をマークした。前走がやや緩めの仕上げだっただけに、上積みはかなり見込んで良さそう。前走は芝スタートだったが、すんなり先行できていたように芝適性は「アリ」と考えたほうが良さそうだ。

からまつ賞で2勝目を挙げここに臨んでくるショウナンアチーヴは後藤騎手を背に美浦坂路で併せ馬。道中ひっかかった分終いの伸びを欠き、後方から来た2歳未勝利馬に抵抗できずの遅れ入線。全体時計4F52秒3は水準級だが、やはりちぐはぐな稽古内容だっただけに懸念は残る。

マイネルディアベルは嘉藤騎手(レースではM.デムーロ騎手)が手綱を取り、美浦坂路での3頭併せで最先着。この中間は稽古での動きの良さが目だっており、最終追いでも馬なりのまま併走馬を突き放している。目下ピークのデキと見て良さそうだ。

川崎所属のまま中央GI制覇を目指すプレイアンドリアルは川崎競馬の小向トレセンでダートコースを単走。土曜日に併せ馬を消化しており、ここは流す程度の内容となったが軽く促されただけで鋭い伸びを披露した。帰厩後はこれを含めて2本しか時計を出していないが、放牧先のビッグレッドファーム鉾田で乗り込みをしっかり積んでおり、追い本数に関しては不安視する必要はない。

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