【愛知杯】スマートレイアーら有力馬最終追い

12月14日に中京競馬場で開催される愛知杯（GIII、芝2000m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

秋華賞で2着だったスマートレイアーは栗東坂路で併せ馬となり、併入フィニッシュとなった。脚色はやや見劣ったが0秒6差を追ってのものであり、全体時計4F52秒8（強め）なら問題なしだ。やや間隔あいているが中間はずっと厩舎に置かれ順調に調整されている。一連のデキはキープと見ていい。

エリザベス女王杯3着にアロマティコは栗東坂路で行い4F54秒0-1F13秒0（一杯）をマーク。序盤は折り合い重視だったため時計は平凡だったが、ラストにしっかり負荷をかけられたのは体調良好の証だろう。上積みは強調しづらいが、引き続き好調。

今春安田記念4着があるマイネイサベルは美浦ウッドで水野師を背に単走。終い重点に仕掛けられると絶好の伸びを示し、好調をアピールした。前走GI大敗の影響は感じられない。

秋華賞7着から巻き返しを目論むトーセンソレイユは川須騎手が手綱を握り、栗東ウッドで併せ馬。0秒5ほど先行した相手を脚色優勢でキャッチアップすると、ゴール前でひと伸びし、1馬身先着を果たしている。帰厩当初はやや動きに重さがあったが、このひと追いでキッチリ仕上がってきた印象だ。

ゴールデンナンバーは中京への輸送を控えており、美浦ウッドでの最終追いは流した程度の内容だったが馬なりのまま軽快に伸びており、一連の好調は維持できていると見ていいだろう。

【関連リンク】
的中連発の新指数【WINDEX】を掲載の「愛知杯」馬柱はただいま公開中！
アロマティコ、力強い！皇成駆けつけ54秒0（スポーツ報知）