おしらせ
【愛知杯】スマートレイアー重賞初制覇なるか
12月14日、牝馬のハンデ重賞愛知杯(GIII、芝2000m)が中京競馬場で行われる。
スマートレイアーは前走秋華賞でスタートに後手を踏む不利がありながら、勝ち馬メイショウマンボに0秒2差2着と好走した。そのメイショウマンボはエリザベス女王杯をも制し、スマートに先着された(4着)デニムアンドルビーはジャパンCで2着。当然スマートレイアーにも牝馬トップクラスの力量あり、との評価は必要だろう。この中間は併せ馬4本を消化するなど、調整は順調に進んでおり、ハンデ55キロも実績からは手ごろ。怖いのは休み明けのポカぐらいか。
3歳時の秋華賞ではジェンティルドンナ、ヴィルシーナに次ぐ3着。前走エリザベス女王杯でもメンバー最速の上がりを繰り出して3着と重賞勝ちこそないもののアロマティコも十分な力の持ち主。脚質的に自分でレースを作れない弱みはあるが、極端に前残りな展開でなければ確実に上位争いに加わってきそうだ。
マイネイサベルは今春ヴィクトリアMで3着、安田記念で4着。前走のマイルCSでは15着と不可解な負け方をしたが、得意の左回りに替わるなら逆襲の可能性は十分にある。これまで背負った最重量が56キロ。今回はトップの57キロを課せられ、この克服が課題ではあるが牝馬にしてはガサがあるほうで56キロでも再三の好走があり、57キロでもなんとかしそうな雰囲気はある。
今年は福島牝馬Sで6着、府中牝馬Sで6着と重賞ではあと一歩力が及んでいないが準オープンでは力の違いを誇示してきたのがゴールデンナンバーだ。中京芝は【1.1.0.0】とベストと言える舞台。改めて重賞でやれるところを証明したい。
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