おしらせ
【京都金杯】マイネルラクリマ58キロ克服なるか
1年の計は金杯にあり。2014年中央競馬開幕初日の1月5日、京都競馬場では京都金杯(GIII、芝1600m)が行われる。
2012年、このレースを制したのがマイネルラクリマ。長期休養から復帰した2013年は57キロを背負っての七夕賞勝ち、58キロを背負っての福島記念2着、同じく58キロでの朝日CC4着など安定した先行力からの好走が目立ち充実一途だった。ここは改めて58キロを課せられたが、そう苦にしないのは一連の走りから明らかだし、直線平坦な京都も好相性で実際このレースも制している。あとは状態、そして軽ハンデ組との力関係だろう。12月26日の追い切りでは終い軽快な伸びを見せており、一連の好調は維持できていると見ていい。
メイケイペガスターは2013年春の共同通信杯では若さを見せながら快勝。前走キャピタルSは日本ダービー以来、半年ぶりのレースだったにもかかわらず3着に食い込み、力の一端を示した。長期休養明けを使われた反動はなかったようで、時計こそ平凡ながら順調に調教メニューを消化できている。新馬戦快勝後、断然の1番人気に推されながら11着と惨敗したデイリー杯2歳Sと同じ京都マイルがどうかだが、心身の成長度合いを考えれば同じ轍を踏むこともないだろう。
10番人気という低評価を覆し前走阪神Cで2着に入ったガルボ。中1週で再度の関西遠征、そして斤量58キロがどうかだが2010年にシンザン記念勝ち、2011年はこのレースで2着(斤量は56キロ)、2012年はニューイヤーC2着から東京新聞杯勝ちとこの時期は滅法強い馬だけに克服の可能性は十分にある。
上がり馬で注目はオースミナイン、そしてサンライズメジャー。オースミナインは2走ボケだったとしか思えない前々走長岡京S5着以外、馬券圏内を外さない走りを続けている。前走の走破時計は優秀で、ハンデ54キロなら重賞でもさっそく好勝負できそうな雰囲気がある。サンライズメジャーは秋に復帰して1000万下、準オープンと連勝し勢いに乗る。こちらも駐立不良で外枠発走となった3走前以外は崩れておらずハンデ55キロは手ごろ、京都マイルは3戦3勝と相性抜群。スタートが安定しないのが玉に瑕だが、スムーズならば上位進出も。
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メイケイペガスターが中心(日刊スポーツ)