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【AJCC】素質馬レッドレイヴン初タイトルなるか
1月26日、AJCC(GII、芝2200m)が中山競馬場で行われる。今期の古馬中距離路線を背負って立つべき素質馬が多数エントリーし、見どころはたっぷり。
昨春のクラシック戦線では体調が伴わず、日本ダービーにかろうじて出走するも12着という成績に終わったレッドレイヴン。素質はデビュー当時よりかなり高く評価されており、僚馬コディーノ(東スポ杯2歳S勝ち、皐月賞3着など)と同等かそれ以上の評価を厩舎内では与えられていたほど。立て直されて昨秋に復帰したが、2戦で準オープンをクリアするあたりさすがといったところだ。中間も順調にきており、美浦坂路の1週前追いでは4F50秒3という猛時計を馬なりでマーク。ここを通過点にしそうな雰囲気さえある。
有馬記念で2年連続の3着があるようにトゥザグローリーはこの時期走るタイプ。昨年末の有馬記念は8着に敗れたが、2走前の金鯱賞では4着できているように馬自体は大きく地力を落とした印象はない。1週前の追い切りでは遅れをとったが、これは相手(=サトノノブレス)があまりに好調だったからだろう。タイムは上々で、依然好調と見たい。
ケイアイチョウサンは3戦連続5着とワンパンチ足りない感はあるが、ラジオNIKKEI賞勝ちで見せた一瞬の切れ味はやはり小回り中山に向いている印象。中山金杯から中2週だが、中間負荷をかけられての併せ馬を消化できており、体調面に不安はなさそう。自分でレースを作れないのは難点だが、流れが向けば上位食い込みの可能性は十分。
昨年のオールカマー勝ちなど中山芝で【4.1.0.3】とコース巧者ぶりが目立つのがヴェルデグリーン。昨秋のGIでは力差を感じさせたが、このメンバー相手なら逆襲は可能だろう。1週前追い切りではオープン馬グランドシチーと激しいスパーリングを繰り広げており、あとひと追いで仕上がってきそうだ。
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