【京成杯】エアアンセムら有力馬最終追い

1月19日に中山競馬場で開催される京成杯（GIII、芝2000m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンおよび川崎競馬場で行われた。

ホープフルS勝ちのエアアンセムは16日木曜日、美浦坂路で後藤騎手を背に併せ馬を行い先行馬を抜き差って先着のフィニッシュ。時計も4F51秒4-1F12秒7（馬なり）と抜群の数字を叩き出している。前走時が同じ美浦坂路で4F53秒6だったが、この中間も楽に速い時計をマークできているように充実ぶりは顕著。ここへ向け、きっちりと態勢を整えてきた。

アデイインザライフは美浦坂路を単走。助手騎乗、まったくの馬なりで4F50秒8-1F12秒0（馬なり）と抜群のタイムをマークした。1週前のウッド追いでは横山典騎手を背に追走先着を果たしており、初戦を使われての上積みはかなりのもの。

東スポ杯2歳Sで2着のプレイアンドリアルは川崎競馬場ダートコースで単走。序盤はしっかり折り合うとステッキが入ったラストでしっかり伸びた。放牧時から取り入れているインターバルトレーニングが奏功し、折り合い面に進境あった印象だ。

休み明けになるキングズオブサザンは坂路追いの予定だったが故障馬が発生した影響で栗東ポリトラック追いに変更。美浦から駆けつけた大野騎手が跨り、古馬500万下をアオりっぱなしのままゴール前で楽に抜け出しての先着を果たした。休み明けで、ここ2週の併せ馬ではやや動きが悪かった印象だが最終追いできっちり変わってきた。態勢十分。

ホープフルSで5着だったウインマーレライは1週前に続き最終追いもF.ベリー騎手が騎乗して美浦ウッドで追走先着といい動きを披露。前走時以上の状態にある。

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