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【きさらぎ賞】バンドワゴンら有力馬最終追い
2月9日に京都競馬場で開催される(GIII、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。
ここまで無敗の2連勝。いずれも圧勝で来ているバンドワゴンは栗東坂路で単走。序盤から軽快に脚を伸ばし、4F51秒8-1F12秒8(一杯)の好タイムをマークした。途中、他厩舎の併せ馬に前が塞がりかける場面があったがテンションが上がることなく冷静さを保てていたのは収穫だろう。帰厩後の追い本数は少なく感じるが、仕上がりは早いタイプ。力を出せるデキに仕上がったと見ていい。
新馬戦、京都2歳Sとこちらも無敗の2連勝馬トーセンスターダムは、栗東ウッドで3頭併せを行った。武豊騎手を背に先行する先輩僚馬2頭を追うと、4角過ぎでインに潜り込んで併走。1F手前で鞍上が軽く促すとスッと最前に躍り出て、余力十分のまま最先着フィニッシュを果たしている。前週に一杯まで追われておりここは軽めの内容となったが、気配は抜群。目下絶好の状態だ。
4カ月ぶりになるエイシンエルヴィンは栗東ウッドで秋山騎手を背に、先輩古馬を相手にした併せ馬を敢行。ゴール前で仕掛けられるとしっかり反応し、アタマ差抜け出し先着を果たしている。年明けから入念に乗り込まれており、万全の状態に仕上がった。
新潟2歳S、デイリー杯2歳Sでそれぞれ3着した実績が光るピークトラムは6日、栗東坂路で古馬500万下を追走し、1馬身の先着。時計は4F53秒5-1F12秒5を馬なりでマークした。休みなく走っており上積みは強調できないが、一連のデキは維持できている。
半兄にリディル(デイリー杯2歳S勝ちなど)、クラレント(エプソムC勝ちなど)らがいるサトノルパンは栗東坂路で終い重点に追われ4F54秒5-1F12秒9(一杯)をマーク。タイムは悪くないが帰厩後速い時計はこれを含めて2本のみと、やや追い不足な印象だ。
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