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【根岸S】ブライトラインら有力馬最終追い
2月2日に東京競馬場で開催される根岸S(GIII、ダ1400m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。
JCダートで4着など砂路線に転換して底を見せていないブライトラインは栗東坂路で単走。序盤から軽快に脚を伸ばして4F51秒8-1F13秒5(一杯)と好タイムをマークした。終いがややだらしなく見えるが、これはいつものこと。2カ月ぶりになるが、1週前、そして最終追いとステッキが入るハード追いをこなし、ほぼ態勢整っている。
前走、59キロを背負いながら交流重賞を制するなど、こちらも砂では底を見せていないドリームバレンチノは、栗東坂路で終いだけ重点のメニューとなったが、先行する3歳馬を捉えて先着を果たした。仕掛けられての反応は機敏で、美浦から駆けつけて騎乗した内田騎手も好感触を得たよう。高いレベルでの好調を維持していると見ていいだろう。
橋田厩舎の2頭、アドマイヤロイヤルとアドマイヤサガスはそれぞれ栗東坂路で単走となったが、ロイヤルは4F52秒6-1F13秒3(一杯)、サガスは4F51秒9-1F12秒3(一杯)と1月に一度使われた順調さがあるサガスに軍配。休み明けのロイヤルは1週前、最終追いとハードに攻められてはいるが良化は案外スローな印象で、レースでどこまで変わってくるかだろう。
末脚自慢のシルクフォーチュンは1週前に速い時計を出しており、最終追いは栗東ウッドを流す程度の内容。しっかり折り合って、終いの仕掛けにはスムーズに弾けてみせた。中間も順調に稽古を消化しており、年齢を感じさせず活気は十分。
昨年7月以来となるダノンカモンは川須騎手を背に栗東ウッドで長めから追われる意欲的な稽古を消化。僚馬バーディバーディを追走し、終いびっしり追われて1馬身半の先着を果たしている。この最終追いを含めて3週連続の激しいスパーリングをこなし、久々を感じさせない仕上がり具合だ。
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