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【シルクロードS】レディオブオペラ5連勝なるか

シルクロードS(GIII、芝1200m)が2月2日、京都競馬場で行われる。ロードカナロアが引退したスプリント戦線の新たな主役候補が顔を揃える、興味深い一戦だ。

昨年10月の500万条件勝ちからブッコ抜きの4連勝を飾ったレディオブオペラ。前走は、ハンデ53キロと斤量ではやや恵まれた感はあったもののエピセアロームら骨っぽい相手を完封し、初のオープン級勝ちを果たしている。1分7秒4の走破時計もハイレベルなもので、初重賞にも臆する必要はない。前走勝利により斤量は2キロ増の55キロとなるが、牝馬にしては馬格があるタイプだけにガクッとパフォーマンスを落とすとも考えにくいところだ。前走からは中2週ローテのため中間は軽く流す程度の稽古にとどまっており、上積みこそ強調できないが状態を維持さえできていれば勝ち負け必至だろう。

ストレイトガールは昨年夏の函館で6戦して2着→1着→1着→1着→1着→2着と4連勝を含む6連対。4カ月ぶりだった前走のオープン特別・尾張Sは、後続に1馬身1/4差をつけての快勝を収めている。初経験となる左回りコースで、そして滞在競馬でなくとも勝ち切ったあたりは大きな収穫だ。今回、高速の京都馬場でいい勝負ができればいよいよホンモノだろう。真価の問われる一戦。1週前追いは岩田騎手がまたがって栗東ウッドで追われたが、序盤はしっかり折り合い終いの仕掛けにはしっかり弾けて応えてみせた。4カ月ぶりの前走を叩かれ、順当に上昇している。

昨年9月に準オープン級を勝ったプレイズエターナルは昇級後3戦して0秒1差2着、0秒3差4着、0秒1差3着とクラスにメドを立てている。それも前々走は前残りの流れを捕まえきれず、前走は狭いところをこじ開けた分遅れをとったもので力そのものは水準以上、スムーズにさえ運べれば勝ち負けは可能だろう。中間の攻めは軽めながら、終いはしっかり切れており一連の好調は維持できていると見ていい。

マジンプロスパー阪急杯勝ちにCBC賞2勝と実績最上位。前走、3番人気に推された阪神Cで陣営がクビをひねる不可解な12着惨敗を喫しているが、精神面で立ち直っていれば当然主役候補だ。トップハンデ58.5キロはいささか酷な感もあるが、58キロを背負っての勝利経験もありそう苦にはしないだろう。1週前追いでは栗東坂路でビッシリ追われ、重馬場のなか4F51秒8-1F12秒6(一杯)の好タイムを叩き出している。状態面の不安は一切感じられない。

昨年11月に復帰してから1000万、準オープンと連勝のレオンビスティー。前走は直線前が壁になるシーンがありながらも最後の最後で前が開いたところを抜け出してきた、着差以上に強い競馬だった。中間は馬なりで栗東坂路52秒6台をマークしており、勢い持続。

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