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【AJCC】レッドレイヴンら有力馬最終追い
1月26日に中山競馬場で開催されるAJCC(GII、芝2200m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。
昇級戦に挑む素質馬レッドレイヴンは美浦坂路で柴田善騎手を背に3頭併せ。最後方からスタートしたが楽な脚色で取り付き、ゴール前も最内を馬なりのままで伸び最先着でゴールインを果たしている。時計も4F50秒8-1F11秒9(馬なり)と抜群のものだ。中間は軽めのメニューではあるが、入念に乗り込まれており脚元に不安がないこと、そして上昇ぶりは強調できる。
昨年このレースを制したダノンバラードは栗東坂路で単走。びっしり追われ4F53秒6-1F12秒6(一杯)と馬場の渋化を考慮すれば悪くない伸び。大幅上昇はないが、この馬なりに順調だろう。ただしAJCC勝ち、宝塚記念2着など好成績を残した昨年前半はウッドで最終追い切りをかけていたのに対し、今回を含めここ4戦は坂路での最終追い。脚元を気づかっているフシがあるのが気がかりではある。
今回と同じ中山芝2200のGIIオールカマーを昨秋制したヴェルデグリーンは美浦ウッドで先行する相手を追う併せ馬を敢行。脚色こそ調教駆けする相手に見劣ったが、しっかり伸びて同入に持ち込んでいる。これで3週続けてウッドで速いところをやれており、有馬記念の疲れは癒えて問題のない状態にあるだろう。
前走中山金杯では5着だったケイアイチョウサンは横山典騎手を背に美浦ウッドで3馬身ほど先行した古馬500万下を追走。脚色圧倒でアオり、楽な手ごたえのまま同入に持ち込んでいる。1週前追いの坂路調教では追走先着を果たしており、ひと息入ったところを一度使われ確実に上昇している。
2000m以上のレースに出走するのは2011年の菊花賞以来となるサダムパテック。1週前に続き、最終追いでは栗東坂路でハードに追われ、4F52秒6-1F13秒1(一杯)をマーク。今回が休み明け4戦目になるが、しっかり負荷をかけたメニューを消化できており、変わりなく順調だ。
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