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【共同通信杯】イスラボニータら有力馬最終追い

2月16日に東京競馬場で行われる共同通信杯(GIII、芝1800m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが東西トレセンで行われた。

東スポ杯2歳Sの勝ち馬イスラボニータは13日、美浦ウッドで3頭併せ。一杯に追われる古馬2頭の真ん中を進む実戦さながらの稽古だったが、脚色で圧倒したまま間を割って最先着を果たした。1週前、坂路では好タイムを叩き出しており、ほぼ万全の仕上がりだろう。これまでは坂路中心に調整されてきた馬だが、ウッドできっちり負荷をかけて追えるようになったのは馬体成長の証と言える。

ラジオNIKKEI杯2歳Sで3着だったサトノアラジンは前2週に続き最終追いも栗東ウッドで実戦想定の3頭併せを敢行。1000万下ロードランパードと堂々のオープン馬トレイルブレイザーを追って進むと、4コーナー過ぎでまずロードを抜き去り、直線の追い比べではトレイルも競り落として1馬身の先着を果たしている。鞍上岩田騎手の仕掛けへ機敏に反応できており、課題だった“エンジンのかかり”もスムーズになってきたか。賞金加算が至上命題となる一戦を前に、抜かりのない仕上がりだ。

中間、馬体維持が念頭にあったか苦心の調整が続くガリバルディは浜中騎手を背に栗東ウッドで単走。終始馬なりで終いだけスッと伸ばす内容となった。人馬のコンタクトはスムーズで、この馬なりの好調は維持できているだろう。素質はありながら現状は不器用、という点は陣営も認めておりコーナリングの負担が少ない府中1800mのここが試金石。

朝日杯FSで0秒5差の6着だったショウナンワダチ。1週前追いは好タイムだったが終いにやや要したことからか、最終追いは美浦ウッドで折り合い重視のメニューを消化。序盤は力むことなく進むと終いだけ伸ばされ、渋った馬場のなか上々の伸びを示している。父ショウナンカンプから距離延長が懸念視されるが、やれそうな雰囲気。

昨夏のオープン特別コスモス賞勝ちがあるマイネルフロストは美浦ウッドで三浦騎手を背に大きく先行した古馬1000万下を追走。直線で外から襲い掛かるとあっさり突き放し1秒の先着。これで2週続けてウッドで抜群の動きを披露し、ひと息入った影響を感じさせない仕上がりぶりだ。

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